米BOX OFFICE MOJOは5月19日~5月21日の全米週末興業成績を発表した。
『エイリアン:コヴェナント』が初登場首位にランクイン。『エイリアン』(1979年)の前日譚シリーズの2作目で、2012年の『プロメテウス』の続編となる。前作同様、巨匠リドリー・スコット監督が指揮を執り、"エイリアン誕生"の謎が解き明かされるSFホラー。前作から続投となるマイケル・ファスベンダーがアンドロイドを演じる他、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のキャサリン・ウォーターストンがヒロイン役を務める。その他、新キャストとしてジェームズ・フランコが加わった。
2位の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』は公開3週目にしてランクダウン。後退したものの、前週2億ドルを突破した累計興行収入は3億179万9,474ドルとなりわずか1週間でさらに業績を伸ばしている。
3位は初登場の『Everything, Everything(原題)』。ニコラ・ヨーンが2015年に発表した同名大ヒットベストセラー小説(邦題『Everything, Everything: わたしと世界のあいだに』)を映画化した作品で、重度のアレルギーで外出できない少女と隣家に引っ越してきた少年との恋物語。『ハンガー・ゲーム』のアマンドラ・ステンバーグと『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソンが主役の少年少女を演じる。
5位『Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul(原題)』も初登場。ジェフ・キニーの『グレッグのダメ日記シリーズ』の映画化作品で、シリーズ4作目となる。
前週2位の『Snatched(原題)』は4位、『キング・アーサー』が3位から6位となるなど以下のラインナップはそれぞれ順位を下げている。
北米週末興行成績TOP 10(5月19日~5月21日)
順位 | 先週順位 | 作品名 | 週末興行収入 | 累計興行収入 | 日本公開日 | 週経過 |
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1 | 初 | エイリアン:コヴェナント | 3,600万ドル | 同左 | 9月15日 | 1 |
2 | 1 | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス | 3,506万2,000ドル | 3億179万9,474ドル | 公開中 | 3 |
3 | 初 | Everything, Everything(原題) | 1,200万ドル | 同左 | 未定 | 1 |
4 | 2 | Snatched(原題) | 760万ドル | 3,278万2,600ドル | 未定 | 2 |
5 | 初 | Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul(原題) | 720万ドル | 同左 | 未定 | 1 |
6 | 3 | キング・アーサー | 685万ドル | 2,720万1,221ドル | 6月17日 | 2 |
7 | 4 | ワイルド・スピード ICE BREAK | 317万3,565ドル | 2億1,988万3,865ドル | 公開中 | 6 |
8 | 6 | The Boss Baby(原題) | 280万ドル | 1億6,615万2,550ドル | 未定 | 8 |
9 | 5 | 美女と野獣 (2017) | 240万3,000ドル | 4億9,778万2,049ドル | 公開中 | 10 |
10 | 7 | How to be a Latin Lover(原題) | 220万ドル | 2,945万8,810ドル | 未定 | 4 |