"ホリエモン"こと実業家の堀江貴文氏が、電子書籍配信サービス「めちゃコミック」のインタビューに登場。漫画好きとしても知られる堀江氏が、いままでどんな漫画を読んできたのか、そして漫画コンテンツをめぐる環境の変化についての見解、はたまた結婚観まで鋭い視点で語っている。

堀江貴文氏

インタビューの中で堀江氏は、コンテンツとしての漫画について「売れている漫画ってやっぱり面白いし、かなり昔の漫画でも面白い作品はいつ読んでも面白い。漫画って賞味期限が長いので、何十巻と出ているものは課金すればもうかるし、すごく有望なコンテンツ」と実業家らしい視点からコメント。一方で、「親や先生に『漫画は勉強の邪魔』とわけのわからないことを教えられて育ち、それを盲目的に信じて漫画を習慣的に読まない人はまだまだ多いし、その層へ向けたマーケットはこれまで全然開拓できていなかった。そこへスマホやタブレットが普及したことで、今まで漫画を読まなかった、恥ずかしくて読めなかった、漫画の面白さを知らなかった層が、電子書籍経由で読み始めている」と、電子書籍が拓いた新たな漫画の可能性について言及している。

話の中では、ドラマ化もされた『東京タラレバ娘』 (東村アキコ/講談社)にからめて自身の結婚観にも触れており、結婚に固執するのは世の中の規範や空気にとらわれすぎていると指摘。「本当に大事なのは"自分がどうしたいか"のはずなのに」と、堀江氏らしく結んでいる。

また、電子コミックについては浅からぬ思いがあるようで、その昔海外旅行中に大好きな漫画の途中巻が書店で欠品しており、読みたい衝動がおさえられず電子書籍で読破。当時は海外パケットし放題などのプランもなかったため、帰国後20万円近くのパケット料を支払うことになったというエピソードも明かしている。

堀江貴文氏の独占インタビューは、「めちゃコミック10周年キャンペーン」サイトで現在公開されている。