天夢人は5月18日、『鉄道KING』Vol.1を発刊。『鉄道KING』の対象年齢は小学生から中学生を想定。図鑑や絵本で鉄道に興味を持った子どもたちの「なぜ? 」「どうなってるの? 」と思う好奇心や探究心、「もっと知りたい」という知的欲求に応える雑誌として『鉄道KING』を立ち上げた。
同社によると、これまで子ども向けの鉄道本は車両図鑑や幼児向けの絵本が多く、大人向けの鉄道趣味雑誌では専門用語が多用されているため入門書としてはハードルが高い、という傾向があるという。
そこで、最新の鉄道情報を取り上げつつ、鉄道運行の仕組みや裏舞台、仕事の現場をクローズアップするなど大人目線の情報を分かりやすく届けることで、今までになかった、知って、学んで考えて、楽しめる鉄道入門書を目指している。鉄道好きな子どもたちの知的好奇心をくすぐり、より深い知識に触れる、知って覚えて考えるよろこびを感じられる1冊として、子どもから大人まで楽しめる内容を構想している。
Vol.1では、JR東日本の「トランスイート四季島」とJR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」に関して、ふたつのクルーズトレインをメカニズムの特徴から、車内の様子、運行情報までの最新情報を紹介。Vol.1の特集として、新幹線のヒミツを取り上げている。「速さのヒミツ」では素材や構造にはじまりトンネル通過の工夫までなど、速さ・安全・快適さに注目し、新幹線の魅力を徹底解説する。
そのほか、新幹線の裏側探検として東京駅車内清掃チームに密着取材や、人気の幸運列車「ドクターイエロー」のヒミツに迫る企画、知られざる新幹線"陸送"の世界、新幹線図鑑として台車やパンタグラフ、運転台などの解説、また、「鉄道×アニメ」で女優の高畑充希さんが声優をつとめたことでも話題になったアニメ映画「ひるね姫」の世界も紹介する。特別綴じ込み付録として、首都圏&京阪神エリアの鉄道路線図ポスターもセットになっている。
5月18日発売。定価は税込780円。全国書店、オンライン書店のAmazonなどで販売している。