LINE Payは5月17日、同社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」向け決済サービス「LINE Pay」の日本国内の登録ユーザー数が同月5日に3,000万人を突破したと発表した。
LINE Payは、LINEを通じてユーザー間での送金や提携サービス・店舗での決済を行うことができるモバイル送金・決済サービス。2014年12月16日に全世界のユーザー向けにサービスを開始し、国内外のJCB加盟店約3,000万店舗(2015年9月末時点)で利用できる。また連携できる銀行は、都市銀行やゆうちょ銀行、地方銀行など30行まで拡大しており、銀行口座からのオートチャージ、コンビニエンスストアや銀行振込でのチャージも可能となっている。
さらに、利用金額の2%分のLINE ポイントが貯まるプリペイドカード「LINE Pay カード」の提供を2016年3月より、ローソン店舗においてスマートフォンの画面に表示したコードをレジに提示するだけで決済できる「コード決済」を2017年1月より開催している。このほか、5月1日から7日までLINEが実施した最大100万円が当たるキャンペーン「みどりくじ」の当選金も「LINE Pay」にチャージされるかたちで提供されている。
今回、LINE Payはサービス開始から2年4カ月で登録ユーザー数3,000万人を達成。今後、「日本国内の『LINE』のMAU(月間利用者数)6,800万人(2017年3月末)の約半数が登録する決済基盤を活かし、『LINE』内外両面でサービスの連携を強化」(同社)する考え。