俳優の伊藤淳史が、7月6日スタートの読売テレビ・日本テレビ系新ドラマ『脳にスマホが埋められた!』(毎週木曜23:59~)で主演を務めることが18日、明らかになった。
鈴木おさむ企画の同作は、伊藤演じるアパレル会社のリストラ候補・折茂圭太が、ある日突然"スマホ"のようになってしまい、視界にメッセージの吹き出しが飛び交ったり、他人のメッセージ(=秘密)まで見ることができるという能力まで身につけるというもの。ガラケーユーザーのために混乱するものの、自分に関係のない社内外に次々と巻き込まれながら、成長していく姿を描く"SFヒューマンドラマ"だ。
伊藤は「僕にとってスマホは日常生活の一部になっていますが、たまにはスマホを忘れて、離れたくなるときもあります。そのあたりは、主人公・圭太に通ずる部分かもしれません」と共感。「スマホ人間のお手本なんていないので、監督と話し合いながら、自分らしいスマホ人間像を作っていければ」と意気込みを語る。
また、圭太が"脳内スマホ人間"になったことに気づき、近づいていく石野柳子役で新川優愛も出演。新川は「ありえない。けど、ありそう。そんな非日常の世界で繰り広げられる複雑な人間関係の中、社会で生きることの面白さも出していけたら」と話した。
企画の鈴木は「主演の伊藤淳史君はベストキャスト。スタッフも言っていました、『電車男が電話男になる』と。2017年夏、"電話男"に熱くしてもらいましょう」、田中雅博プロデューサーも「スマホ人間になってしまった伊藤さん、スマホ人間に近づいていく新川さんがどんなふうに演じていくのか…。本当に今から楽しみだらけです」と期待を寄せている。