公演初日を迎えた舞台『minako-太陽になった歌姫-』のゲネプロ記者会見が17日、東京・渋谷のCBGK シブゲキ!!で行われ、主演の田村芽実らが出席した。
同舞台は、2005年に急性骨髄性白血病で逝去した本田美奈子.さんの生涯を描いた舞台で、総合監修には本田さんを発掘し、その生涯を見守り続けた高杉敬二氏が担当。主演には元HELLO!PROJECT・アンジュルムの田村芽実が務める。
同舞台で初主演となる田村は「思った以上に全然緊張していなくて、舞台は準備の時間がたくさんあってビックリしました。アイドルだった頃は本番と本番の間に20分とか短かったんですけど、こんなに準備があって役に入り込めてうれしい気持ちです」と頼もしい発言も「お芝居のアドバイスをしてくれた皆さんに支えられて今日まできました」と周囲に感謝の言葉。続けて「大好きな本田美奈子.さんを演じるということは、まだ夢を見ているみたいですが、今日から5日間しっかり本田美奈子.として強く生きたいと思います」と力を込め、本田さんをデビューからずっと見続けてきた総合監修の高杉氏は「主役の田村くんは本当に素晴らしいアーティスト。アイドルの時の本田、クラシックを歌っている本田を見事に使い分けて演じているところは何とも言えない魅力ですよ」と絶賛した。
また、この日の田村は1986年に発売した楽曲「the Cross -愛の十字架-」(ゲイリー・ムーア作曲)のライブで実際に着用したという衣装姿で登場。「本田美奈子.さんが実際着ていた服を着ていますが、気分が上がりますね。入らないんじゃないかと思いながら着たんですけど、案外ピッタリの衣装が多いんです。本田さんの衣装を着れて信じられない気持ちです」と神妙な面持ちも「露出が高い衣装もあるんです。公演ごとに衣装が変わるので、ラッキーな人はラッキーですよ! アイドル時代と比べ物にならないぐらい露出が高い衣装です!」とセクシーさをアピールしていた。
なお、同舞台の全8公演はすべて完売したが、同公演の模様は8月18日に発売予定のDVD『舞台「minako-太陽になった歌姫-」』(豪華版:8,000円税抜き 通常版:6,000円税抜き 発売元:ポニーキャニオン)で見ることができる。