声優・三森すずこは、2017年4月12日にリリースした7thシングル「サキワフハナ/恋はイリュージョン」のリリース記念イベント「Jingle Child Mov.7」を、東京・科学技術館サイエンスホールにて、4月22日に開催した。
イベントでは、シングルのジャケットで披露した衣装をライブ用にアレンジして登場。2017年になって初のソロイベントということで、「ちょっとドキドキしている」と緊張感を漂わせながらも、テンション高めで来場者に語りかける。
3rdアルバム「Toyful Basket」から約7カ月、6thシングル「Xenotopia」からは約11カ月ぶりとなる「サキワフハナ/恋はイリュージョン」だが、あまり久しぶり感はなかったという三森。オリコン週間ランキングで7位にランクインしたことに触れ、順位はもちろんだが、それだけたくさんの人に聴いてもらえていることがうれしいと、喜びの表情を浮かべた。
劇場公開されている『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-』のオープニングテーマとなる「サキワフハナ」については、作品の世界観に沿った楽曲なので、自分が歌うとどうなるのか最初は想像できなかったとのことで、レコーディングまでの一週間、「その中でどうやって三森すずこらしさを出していくかを試行錯誤した」と産みの苦しみを告白。
一方、作詞に挑戦した「恋はイリュージョン」については、1コーラスまでは順調に進んだが、そこで完結してしまい、完成までにはかなり時間が掛かったとのこと。前回作詞したときよりも、「妄想が止まらなくなり、入れたい要素が溢れすぎて、そこから絞っていった」とのエピソードが披露された。
質問コーナーに続いて行われたのは、「お悩み解決!みもリュージョン」のコーナー。こちらは、来場者から寄せられた悩みを、三森の魔法の一言「みもリュージョン」で解決していくというものだが、"みもリュージョン"というタイトルに、「すごくこじつけ感がある」と苦笑いしながらも、ミモリアンの悩みに、笑いを交えつつも、まじめに答えていく三森だった。
続く「みもりんの胸キュン!サキワード」のコーナーは、「サキワフハナ」の"幸せをもたらす花"という意味にちなんで、三森が胸キュン間違い無しの"サキワード"を披露し、会場に幸せをもたらしていこうというもの。BOXから「キャラ」「シチュエーション」「花言葉」の3つのワードを引き、それにあわせて三森がエチュードを披露するという、三森イベントではおなじみの展開で、「すごくHPが減っていく」とボヤキながらも、会場を大きな笑いで包んでいった。
ラストのライブコーナーでは、7thシングルから「恋はイリュージョン」と「サキワフハナ」を披露。さらに、この4月でデビュー4周年を迎えたことを記念して、当日3回行われたイベントにおいては、「会いたいよ...会いたいよ!」(1回目)、「約束してよ?一緒だよ!」(2回目)、「ユニバーページ」(3回目)をそれぞれ熱唱して、客席からの大きな歓声に応えた。
7月には大阪、9月には幕張メッセでのライブが決定しており、現在は構想を練っているという三森。「武道館をやって、あらためてライブが好きだと思った」と熱く意気込みを語り、イベントを締めくくった。