インタースペースは5月10日、博報堂こそだて家族研究所との共同調査「ママリサ~いまどきママリサーチ~」にて実施した、「キッズのファッション」の調査結果を発表した。調査は4月3日~10日、同社運営の情報サイト「ママスタジアム」を利用する子育て中の女性408名を対象に、インターネットで行われた。
子供服の購入場所
「子供の洋服を主に購入する場所」を聞いたところ、1位は「ファストファッションの店(ユニクロ、H&M、ZARA、無印良品など)」(72.1%)だった。次いで、2位「ショッピングセンター・ショッピングモールの衣料専門店」(62.5%)、3位「ベビー/子供用品専門店(アカチャンホンポ、西松屋など)」(51.2%)となった。
そのほか、「インターネット通販」(36.3%)、「人からのもらい物(お下がり、おふるなど)」(33.3%)、「大型スーパーマーケット(イオン、イトーヨーカドー、西友など)」(30.9%)、「人からのプレゼントやいただきもの(新品)」(30.6%)といった回答が3割台で続いた。
子供服の購入金額
続いて、衣類のアイテム別に「平均購入金額」を調べた結果、「Tシャツ」が1,561円、「ボトムス」が2,188円、「ワンピース」が3,063円、「靴」が3,838円、「アウター」が5,598円、「肌着・インナー」が967円となった。
どのアイテムも、男の子よりも女の子の方の平均金額が高く、特にアウターは1,000円弱の差(男の子5,110円、女の子6,058円)に。また、ボトムスやワンピース、靴、アウターは、11歳以上になるとぐっと高くなる傾向が見られた。
83.1%がリサイクルの意向を示す
子供服のリサイクルについて聞くと、「リサイクルしたいと思っているが、リサイクルできていない」という人が最も多く44.6%。「リサイクルしたいと思っていて、リサイクルできている」という人は38.5%、「リサイクルしたいとは思っていないので、リサイクルしていない」という人は16.9%だった。
「リサイクルの方法」については、「親戚や友人などにあげている」が最も多く79.6%。以降、「リサイクルショップや古着への委託や売却」(43.3%)、「ネットオークション出品」(38.9%)と続いた。