富士通、基本性能を強化した15.6型ノートPC「LIFEBOOK AH」夏モデル

富士通は15日、2017年夏モデルとして、15.6型ノートPC「LIFEBOOK AH」シリーズ新製品を発表した。AHシリーズのエントリーおよびミドルレンジ向けモデル3機種となり、上位モデルの「LIFEBOOK AH77」および「LIFEBOOK AH90」は前モデルを継続販売する。

ラインナップは、「LIFEBOOK AH53/B2」「LIFEBOOK AH45/B2」「LIFEBOOK AH42/B2」の3製品。発売は5月18日予定。価格はオープンで、店頭予想価格はAH53/B2が200,000円強、AH45/B2が170,000円前後、AH42/B2が140,000円強。

LIFEBOOK AH53/B2

ミドルレンジの「LIFEBOOK AH53/B2」は、フルHD液晶と第7世代Intel Core i7搭載の15.6型ノートPC。ハイレゾ再生対応のオンキヨー製スピーカーや、打ち心地にこだわった2.5mmストロークのキーボードなどが特徴だ。この夏モデルでは、前モデル「LIFEBOOK AH53/A」をベースに、第7世代Intel Core i7やUSB 3.1 Type-Cを採用するなど、基本性能の強化が図られた。

夏モデル向けソフトウェアとしては、360度動画に対応した動画再生ソフトウェア「Power Media Player」、360度動画の編集に対応した「CyberLink PowerDirector 15 for FUJITSU」、音声認識による発音チェックが可能な英語学習ソフト「Learn to Speak English 12」などを新たにプリインストールする。また、音量調整機能「ナイトモード」も新搭載した。

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-7700HQ(2.80GHz)、メモリが8GB(4GB×2、最大16GB)、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 630(CPU内蔵)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが15.6型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、タッチ非対応)など。OSはWindows 10 Home 64bit。

通信インタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 4.1。バッテリ駆動時間は約6.0時間(JEITA 2.0)。カラーはブラック / レッド / ホワイトの3色。

LIFEBOOK AH45/B2

「LIFEBOOK AH45/B2」は、フルHD液晶と第7世代Intel Core i3を搭載した15.6型ノートPC。前モデル「LIFEBOOK AH45/A3」から基本性能を強化し、第7世代Intel Core i3やUSB 3.1 Type-Cを新採用した。プリインストールの夏モデル向けソフトウェアは、上記のAH53/B2と同等。スピーカーは上位モデルと同じくオンキヨー製だが、ハイレゾ音源はヘッドホン接続での再生となる。

主な仕様は、上記のAH53/B2から、CPUがIntel Core i3-7100U(2.40GHz)に、メモリが4GB(4GB×1、最大16GB)に変更される。通信インタフェースはAH53/B2と同等。バッテリ駆動時間は約9.0時間(JEITA 2.0)。カラーはブラック / レッド / ホワイトの3色。

LIFEBOOK AH42/B2

「LIFEBOOK AH42/B2」は、HD液晶を搭載した15.6型ノートPC。前モデル「LIFEBOOK AH42/B1」のきょう体を踏襲し、ソフトウェアを夏モデル仕様とした。 夏モデル向けソフトは、動画再生/編集ソフトが省かれ、「Learn to Speak English 12」のみプリインストール。音量調整機能「ナイトモード」も搭載する。

主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3865U(1.80GHz)、メモリが4GB(4GB×1、最大16GB)、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 610(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、ディスプレイが15.6型ワイド液晶(1,366×768ドット、タッチ非対応)など。OSはWindows 10 Home 64bit。

バッテリ駆動時間は約9.1時間(JEITA 2.0)。カラーはゴールド / ブラック / レッド / ホワイトの4色。