女優の高畑淳子が、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『屋根裏の恋人』(6月3日スタート、毎週土曜23:40~24:35 全8回予定)で披露する、へそ出し衣装のベリーダンスシーン写真が15日、公開された。
このドラマは、主演の石田ひかり演じる西條衣香が、屋根裏に住みついたかつての恋人・瀬野樹(今井翼)と惹かれあう中、1つの殺人事件が運命の歯車を狂わせていくもの。高畑は、衣香の夫で、血のつながらない息子(勝村政信)を溺愛する、主人公の姑・千鶴子役を演じる。
千鶴子は、名声のためならなりふりかまわぬ、派手好きなベリーダンス講師で、怪演が見どころとなるキャラクター。セクシーな衣装を着て、「だまされたと思いました(笑)。最初この話をいただいたときは、肌は露出しません、衣装も工夫しますとおっしゃっていたのですが…。いざ、衣装合わせの日にいろいろ着させていただくと、不思議に肌を隠す衣装はしっくりこなかった。妙に隠すと、変なんです。いさぎよくおなかを出す衣装の方が、千鶴子らしいんです」と感想を語る。
この衣装を着るために、ゴムベルトをおなかに巻いて近くの公園を走るなどして、3週間で5キロのダイエットに成功したそうだが、「娘には『これ以上体重を落とさない方がいいよ、顔が気持ち悪いから』と、言われています」と苦笑い。
ベリーダンスは難しいそうで、「1日目の練習は、ダイレクトに腰にきてしまって、次の日歩けませんでした」というほどだが、「おなかのお肉を落としたい方にはかなり効果的だと思います」と効能を実感したようだ。
そんな高畑のベリーダンス衣装姿を見て、中田秀夫監督は「この作品の世界観が見えた!!」と手応え。後藤勝利プロデューサーは「高畑さんにはその存在感で、愛と欲を重層的に描き抜く、このドラマの世界観をけん引していっていただきたいと思っております」と、期待を示している。