オーディオテクニカは5月12日、入門向けアナログレコードプレーヤーとして、「AT-LP3」と「AT-PL300BT」の2機種を発表した。いずれも簡単な操作レコードの再生/停止を行うフルオート式となっている。発売は6月16日で、価格はオープン。推定市場価格は、AT-LP3が30,000円前後、Bluetooth対応のAT-PL300BTが20,000円前後(いずれも税別)。
AT-LP3とAT-PL300BTは、5月13日・14日に東京国際フォーラムで開催の「OTOTEN2017」にて初公開される。
AT-LP3
AT-LP3は、ベルトドライブ方式を採用した入門向けレコードプレーヤー。トーンアームはストレートタイプで、VMカートリッジ「AT91R」に専用ヘッドシェル「AT-HS3」を組み合わせている。
プラッターはアルミダイキャスト製で、制振設計を施した4mm厚のラバーマットが付属。また、きょう体内部に金属プレートを配置し、共振を抑えている。 回転数は33 1/3、45。フォノイコライザー(PHONO/LINE)を内蔵し、アクティブスピーカーとつないで音楽再生できる。サイズはW435×D353×H128mm、重量は約5.2kg。
AT-PL300BT
AT-PL300BTは、Bluetooth対応のヘッドホンやスピーカーで音楽を聴けるレコードプレーヤー。Bluetoothのバージョンは3.0、コーデックはSBCに対応している。プラッターはアルミダイキャスト製のものを採用。カートリッジはVM型のステレオカートリッジを標準装備している。
駆動はベルトドライブ方式で、回転数は33 1/3、45。フォノイコライザー(PHONO/LINE)を内蔵し、サイズはW360×D356×H97mm、重量は約3kgとなっている。