トリップアドバイザーは5月12日、2016年にトリップアドバイザーの日本の観光地に寄せられた口コミのトレンドを発表。日本語の口コミが多く投稿された上位5県(東京都、北海道、京都府、大阪府、沖縄県)について、日本語と外国語のそれぞれ人気観光スポットTop10を見比べたところ、東京では日本語1位は「JAL 工場見学 SKY MUSEUM」だったところ、外国語1位は「アキバフクロウ」になるなど、視点の違いがハッキリと出る結果となった。
2016年1月から12月にかけてトリップアドバイザー上の日本の観光地に投稿された口コミは、日本語・外国語とも前年に引き続き増加しており、特に外国語については前年に比べて約1.5倍の伸びをみせた。また、口コミ数の増加でみると、日本語の口コミでは埼玉県が、外国語の口コミでは沖縄県が対前年比でみて投稿数の割合が他県よりも増えている。
同ランキングは、2016 年にトリップアドバイザーの日本の観光スポットに投稿された日本語の口コミ、および外国語の口コミを、評価点(5点満点)の平均や投稿数などをもとに独自のアルゴリズムで都道府県別に集計したもの。トリップアドバイザー上で「観光情報」に登録されている旅行者が訪れるスポットを対象とし、教室やガイドツアー、地下鉄のような移動手段等はランキングから除いている。
日本人が高く評価するスポットと外国人が高く評価するスポットに違いについて、2016年にトリップアドバイザーの日本の観光スポットに寄せられた日本語の口コミと、外国語の口コミの評価点や投稿件数をもとに、人気の観光スポットランキングTop10を各県ごとに集計したところ、視点の違いが今年もハッキリと出る結果となった。
中でも、日本語の口コミが多く投稿された上位5県(東京都、北海道、京都府、大阪府、沖縄県)について、日本語と外国語のそれぞれ人気観光スポットTop10を見比べてみると、両者の違いのほか、2015年と比べて人気のスポットの入れ替わりも見られ、京都の伏見稲荷大社などは日本人にも人気の観光地として1位になっている。