ソフトバンクは5月11日、2017年夏モデルとして5.3インチのAndroidスマートフォン「AQUOS R」(シャープ製)を発表した。7月上旬以降の発売を予定し、6月16日に予約受付を開始する。端末価格は未定だが、実質負担額はMNPの場合で1万円台、新規/機種変更で4万円台となる見込み。
AQUOS Rは、高画質技術「HDR」に対応した2,560×1,440ピクセルの「ハイスピードIGZO液晶ディプレイ」を搭載した高性能スマートフォン。120Hz駆動(1秒間に120回表示を更新)で残像のないなめらかな表示を実現。液晶の応答速度も高速化され、動きのある動画もくっきりとした表示で楽しめるという。
また、液晶テレビAQUOSの技術を受け継いだ「リッチカラーテクノロジーモバイル」を搭載し、広色域パネルとカラーマッピング技術により写真や動画を実物に近い色味で表示することが可能。標準画質の映像コンテンツをHDRのようなコントラストで楽しめる「バーチャルHDR」も搭載している。
メインカメラ(約2,260万画素)は焦点距離約22mm、インカメラ(1,630万画素)は約23mm相当(35mmフィルム換算)で、ともに画角90度の広角カメラを採用。風景写真はもちろん、自撮り撮影でも広い背景をおさめた写真を撮影できる。
AQUOSシリーズではおなじみの「エモパー」機能も、最新の「6.0」を搭載。ユーザーの予定や普段の行動パターンから、ユーザーに応じたToDoを提案してくれる。天気などの情報を音声で質問することも可能だ。
CPUにはオクタコアのSnapdragon 835(MSM8998)を採用し、内蔵メモリは4GB、ストレージは64GB。本体カラーはマーキュリーブラック、ジルコニアホワイト、ブレイズオレンジの3色。
主な仕様については以下の通り。
- OS: Android 7.1.1
- CPU: MSM8998 (オクタコア、2.2GHz×4+1.9GHz×4)
- 内蔵メモリ: 4GB
- ストレージ: 64GB
- 外部ストレージ: microSDXC (最大256GB)
- サイズ: W74×H153×D8.7mm
- 重量: 約169g
- ディスプレイ: 5.3インチワイドクアッドHD IGZO液晶ディスプレイ
- ディスプレイ解像度: 2,560×1,440ピクセル
- メインカメラ: 約2,260万画素
- サブカメラ: 約1,630万画素
- バッテリー容量: 3,160mAh
- 最大通信速度: 下り最大612Mbps/上り最大37.5Mbps
- Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac
- Bluetooth: 5.0
- インタフェース: USB Type-C×1
- 防水防塵: IPX5/8、IP6X
- 指紋認証センサー: 搭載
- カラー: マーキュリーブラック、ジルコニアホワイト、ブレイズオレンジ