TBSで今年も、橋田壽賀子ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』が放送されることがこのほど、明らかになった。放送日時は未定となっている。

岡倉家から巣立ちそれぞれ自分の道を歩んでいる5人姉妹たち。後列左から三女・文子役の中田喜子、次女・五月役の泉ピン子、長女・弥生役の長山藍子、前列左から四女・葉子役の野村真美、五女・長子役の藤田朋子(写真は昨年2016年秋放送から)

1990年にスタートし、2011年に1年間の連続シリーズが終了した後も単発番組として放送されてきた『渡鬼』。昨年のスペシャルでは、中華料理・幸楽の改装問題から小島家や五月(泉ピン子)が大きく揺れた。同時に息子・眞(えなりかずき)の妻・貴子(清水由紀)が妊娠していることなども織り込まれていたが、今回の物語ではその子育ての様子も描かれる予定で、再び五月の動向が鍵を握る。

石井ふく子プロデューサーは「前作では五月は眞に頼まれないことを繰り返し、息子夫婦から迷惑がられましたが、子どもが生まれたらまた大変なことになっていると思います。これがきっかけで新しい"嫁姑問題"が起きてきそうです」とコメント。「思い返せば『渡鬼』は最初、キミ(赤木春恵)と五月のギクシャクが物語の中心でした。その立場が今、変わろうとしています。家族のドラマというのはつくづく奥が深いとも思います。最新作をぜひお楽しみに」と呼びかけている。

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