フィンエアーグループは5月8日、ヘルシンキ・ヴァンター空港のラウンジサービスにおいて、フィンランドの大手菓子メーカーFazer(ファッツェル)と提携したことを発表。7月1日より、空港内のフィンエアーラウンジ全3カ所にて、ケータリングや利用者へのサービスを提供する。
Fazerはカフェやベーカリー、お菓子のブランドとしてフィンランド国内で最も知られているブランドであり、カフェやケータリング事業の幅広い事業を展開している。今後、プレミアムラウンジでは新鮮な旬の食材を用い、Fazerのシェフが一般の目の前で調理して提供するサービスも想定。Fazerと協力し、ラウンジのコンセプトをさらに発展させていく。
Fazerフードサービスのフィンランド営業部門ディレクター、クリスティーナ・ラミレス氏は、「Fazerとフィンエアーは品質へのこだわりやお客さま重視、イノベーション、フィンランドの伝統に対する誇りなど、共通の基本理念を掲げており、今後、フィンエアーラウンジでお客さまの健康に配慮し、あらゆる面でご満足いただける最高の料理を提供するために腕を振るうとともに、こうした当社の考え方をしっかりと示していきたいと考えています」とコメントしている。
ヘルシンキ空港のフィンエアーラウンジは、6時(一部は5時30分)から深夜0時まで営業。フィンエアーおよびoneworld加盟航空各社を合わせ年間65万人が利用している。フィンランドをはじめとする北欧風のデザインを採用し、ゆっくりと寛ぎリフレッシュできるスペースを提供するほか、食事や飲み物を提供している。
ラウンジ(プレミアムラウンジを除く)はフィンエアーのビジネスクラス利用者の他、フィンエアープラスのプラチナ会員、ゴールド会員、および、oneworldのエメラルド会員、サファイア会員は無料で利用できる。なおプレミアムラウンジは、フィンエアープラスのプラチナ会員、ゴールド会員およびoneworldのエメラルド会員のみが利用できる。