ソニーは5月8日、4K HDR対応の液晶テレビ「BRAVIA X9000E」「BRAVIA X8500E」を発表した。発売は6月10日で、価格はオープン。いずれもHDRアップコンバートに対応するプロセッサー「HDR X1」を搭載している。
推定市場価格は以下のとおり。
X9000E
- 65V型「KJ-65X9000E」: 440,000円前後
- 55V型「KJ-55X9000E」: 320,000円前後
- 49V型「KJ-49X9000E」: 240,000円前後
X8500E
- 75V型「KJ-75X8500E」: 600,000円前後
- 65V型「KJ-65X8500E」: 370,000円前後
- 55V型「KJ-55X8500E」: 280,000円前後
X9000E
X9000Eは、HDRアップコンバートに対応するプロセッサー「HDR X1」を採用した液晶テレビ。液晶の背面全面にLEDを配置する「直下型LED部分駆動」に対応、LEDを細かいブロックに分けてコントロールできる。また、超解像エンジン「4K X-Reality PRO」も内蔵している。
高コントラスト技術「X-tended Dynamic Range PRO」(XDR PRO)を搭載。なお、ユーザーの体感輝度を数値化するコントラスト水準「XDR contrast」は"5x"となっており、これはXDR PRO非搭載モデル(X8500Eなど)と比較したときに、5倍の輝度を体感できることを示す。
Android TVを採用しており、アプリはYouTube、Netflix、Hulu、AbemaTV、スポナビライブ、DAZN、dTV、クックパッドなどに対応。リモコンには音声検索機能を搭載している。
チューナーは地上/BS/110度CSデジタル×2基を搭載。インタフェースはHDMI入力×4、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力×1 (サブウーファー出力兼用)、アナログ音声出力×1、USB×3、有線LANなどを装備している。ワイヤレス機能はBluetoothと無線LANを備える。
外形寸法と重量は、65V型の「KJ-65X9000E」がW144.7×H89.5×D25.9mm / 23.2kg、55V型の「KJ-55X9000E」がW122.8×H77.2×D25.9mm / 18.1kg、49V型の「KJ-49X9000E」がW109.3×H68.5×D23.6mm / 13.8kg (いずれもスタンド含む)。
X8500E
X8500Eは、X9000と同じくHDRアップコンバートに対応するプロセッサー「HDR X1」を採用。ただし、高コントラスト技術「X-tended Dynamic Range PRO」(XDR PRO)は非搭載となっている。
外形寸法と重量は、75V型の「KJ-75X8500E」がW167.7×H103.2×D25.4mm / 35.2kg、65V型の「KJ-65X8500E」がW145.4×H90.5×D26.2mm / 21.0kg、55V型の「KJ-55X8500E」がW123.2×H77.2×D25.2mm / 18.8kg (いずれもスタンド含む)。