ロックバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音(28)が、7日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、コメンテーターとしての存在感も示した。

川谷絵音

10カ月ぶりのテレビ出演で、タレント・ベッキー(33)との不倫騒動について語った川谷。話が一区切りし、ディレクターからの度重なる失礼な質問に腹を立ててインタビュー収録を途中退席したお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(36)の話題に。

同じくゲスト出演したタレント・ヒロミ(52)は、西野に同情しつつ、「大人だから怒らないけど。失礼なことあるよね?」と川谷に同意を求める。すると、川谷は「僕の場合はしょうがないですけど」と苦笑い。自虐ネタでスタジオを和ませた。

そして、自身の経験について、「帰ってことはないですけど、音楽雑誌のインタビューとか、今でもそうですけど答えが決まっている人がいる」と報告。「僕が作っているのに、何であなたが分かるんですか」と内心では思っているそうだが、自身の考えを伝えても相手からの「でもこうなんですよね?」という問答が繰り返されるという。

こういう時には面倒臭くなり、「じゃあ、そういうことですかね」と諦めることがほとんど。ところが、「後日考えてみたら、『そうかも』みたいに自分が思う場合もあって」と発見にもつながっているそうで、「勉強になったり、自分の曲の聴き方も変わったりするから、一概に悪いとはいえない」と結論付けていた。

この日、お笑いコンビ・ココリコ田中直樹(46)の離婚、Jリーグ2部でのボールボーイ乱暴騒動、ロックバンド・ONE OK ROCKのライブで21人が搬送などのニュースが取り上げられ、川谷はそれぞれに関連する経験談を披露。社会学者の古市憲寿氏(32)は「川谷さんはもっと破天荒な方だと聞いていた。すごくお上手だなと」と感心していた。