タレント・ベッキー(33)との不倫騒動で世間から批判の声を浴びたロックバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音(28)が、7日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、10カ月ぶりにテレビ復帰を果たした。
冒頭、松本人志が「ゲスが出たぞー!」と絶叫しスタジオ爆笑。川谷は苦笑いを見せながら、「よろしくお願いします」とあいさつし、出演者からの質問に丁寧に答えていった。
「ミュージシャンなのでテレビで何かを言うのは違和感があった」という川谷。世間から会見を求められる声は耳に届いていたが「逆に頑なに出ない」と拒むようになり、「自分がよく分からなくなった」。メディアで連日取り上げられているのも、「俺じゃないんじゃないか?」と感じていたという。
また、ファンにはライブを通して伝えていたが「伝わりきらない部分があった」。前妻との話し合いやメンバーへの謝罪などを経て自分の中では区切りがついていたものの「自分で話す場面も必要なのかな」と思うようになり、番組出演を決断。同番組を選んだのは、「『ワイドナショー』なら大丈夫かな」という直感だった。
ベッキーは騒動後、昨年5月のTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』で104日ぶりにテレビ復帰。川谷はそのオンエアを見て、「そこで終わったんだなと実感した」という。
そのほか、妻がいる中でベッキーを実家に連れて帰ったことについて聞かれると、「ベッキーさんは『行きたくない』と。僕が本当にクズすぎて」と自らの非を素直に認め、「一点の曇りもなく、そのことについては本当に謝りたい」「本当に後悔した」と謝罪の気持ちを伝えていた。