女優の松岡茉優が、7月にスタートする錦戸亮主演の日本テレビ系新ドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(毎週土曜22:00~)に出演することが2日、明らかになった。同日、同局系情報番組『ZIP!』で発表された。
このドラマは、妻にはできる夫と思われながら、職場で足を引っ張りまくるお荷物社員・小林司(錦戸)が、会社を辞めようとした時に妻の妊娠が発覚し、夫婦二人三脚で乗り越えていく姿を描くもの。松岡が演じるのは、この妻・沙也加役だ。
松岡は「若くして結婚した新妻役です。"理想のパートナー"だと思っていた夫が、実は"仕事ができない人"だと知って戸惑う…そんな奥さんを演じます」と役柄を紹介。「新妻でダメなところも多いんですけれど、一生懸命、旦那さんを支えていきます。支えあえる関係性がある方々に、ビビッと届くような、たくさんの心があったかくなるようなドラマを作っていけたら」と意気込んでいる。
そして脚本を、朝ドラ『べっぴんさん』などを手がけてきた渡辺千穂氏が担当することも発表。自身も元日テレアナウンサー・羽鳥慎一の妻で、最近出産したばかりということで、新婚ならではの夫を思いやる気持ちや妊婦エピソードをリアリティたっぷりに描く。渡辺氏は「愛らしくて初々しい夫と妻の2人にワクワクしています」と期待を示した。
演出は、佐藤東弥、小室直子ほか。これまで『家売るオンナ』『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』を手がけてきた日テレの小田玲奈プロデューサーは「かわいそうでかわいい"夫"……そんな人いるかなと探していたとき、錦戸さんをテレビで見て、『いたーーー!』と吠えました」と衝撃が走ったことを明かし、松岡に対しては「若いのにしっかりしていて、でもそれがちっとも嫌味じゃないチャーミングな松岡さんもまた、思い描いていた妻・沙也加にぴったり!」と自信を見せている。
今作は、錦戸にとって、日テレ系連続ドラマ初主演。1日深夜に放送された同局系バラエティ番組『月曜から夜ふかし』に錦戸がゲスト出演し、自らドラマの制作を発表した。