米AMDはこのほど、プロ向けのデュアルGPUカード「Radeon PRO DUO」の新モデルを発表した。"Polaris"アーキテクチャのRadeon Pro WX 7100をベースとし、グラフィックスメモリは、HBM(high bandwidth memory)ではなく、GDDR5を採用する。5月末の出荷を予定し、参考価格は999ドル。
"Polaris"世代のRadeon Pro WX 7100をベースとしたデュアルGPUカードで、2,304基のGPUコアを2基採用するほか、1基あたり16GBで合計32GBのGDDR5メモリを搭載。VRコンテンツの製作や4K/8Kといった高解像度での画面出力、映像編集などの用途をターゲットとしている。
前世代となる"Fiji"世代の「Radeon PRO DUO」と比べると、Stream Processor数が、1GPUあたり4,096基から2,304基に減っており、その分、演算性能も16TFLOPSから11.45TFLOPSとなる。一方で、価格は1,499ドルから999ドルと大幅に下がっている。