女優の北乃きいが28日、都内で行われたWOWOW「連続ドラマW 社長室の冬-巨大新聞社を獲る男-」(4月30日スタート 毎週日曜 22:00~ 全5話)のマスコミ会見に、共演者の三上博史、福澤朗とともに出席した。

左から、福澤朗、三上博史、北乃きい

同作は、伝統ある巨大新聞社が外資へ身売りを画策するという衝撃的なストーリーが展開される社会派ドラマ。身売り相手の米巨大ネットショッピング会社AMCの日本法人社長・青井聡太役を三上が演じ、青井の離婚した妻との娘でAMCジャパン所属の高鳥亜都子役を北乃が演じる。

そんな同作のオファーを受けた際の心境を聞かれた北乃は「今まで自分が演じさせていただいた役とはかなりかけ離れた役柄だったので、すごくやり甲斐があるなと思ったのと、現代の新聞やネットメディアなどのお話が出てくるんですけども、すごくリアルだなと思いました」と語り、祖父母が亡くなって以降、新聞を取っていなかったという北乃は「朝の番組をやらせていただいたときに2年間、毎朝、全紙に目を通してしていたのが久々の新聞との再会で、大人になって読む新聞が初めてくらいでした」と、巨大新聞社が身売りされるという同作にリアルさを感じたという。さらに、役柄に反して「新聞は廃止されたくない側だった」と打ち明けた北乃は、福澤から「(新聞を)読んでいないくせに?それ以降(新聞を)取ることはしなかったのに?」と突っ込まれると、「考え中です(笑)」とタジタジになり会場を沸かせた。

また、胸元が大胆に開いたセクシーな役衣装で登場した北乃は、役作りにおいて1番留意した点を尋ねられると「女をいかに使うかというところがあって、北乃きい自身が女を使いきれているとは思っていないので、歩き方や仕草など思う存分女を使えるところを使うようにしました」と打ち明け、福澤から「Vゾーン的に深い役作りはいかがでしたか?」と質問されると、北乃は「Vゾーンも割と多めに出して…(笑)」と笑い、畳み掛けるように福澤から「前傾姿勢も多用して…」と問われると、北乃は「役者なのか、こっち(報道陣)側なのかどっちか分からない(笑)」と困惑しつつも、「帰国子女の役で露出が多かったので、歩き方とかダンスを練習したりしました」と努力を明かした。そんな北乃の女優としての印象を聞かれた三上が「まずは女性としてメロメロですね。それに尽きます」と半笑い気味で答えると、北乃は「ウソばっかり…」とポツリつぶやき、笑いを誘った。