多くの会社勤めの人たちにとって、切っても切り離せないのが通勤ラッシュ。少しでも座って行きたいところだが、満員電車で席を確保するのは至難の業かもしれない。そこで今回、通勤に鉄道を利用しているマイナビニュース会員307名に、通勤列車で座るために工夫していることがあるか聞いてみた。
Q.通勤に電車を利用しますか?
はい 74.5%
いいえ 25.5%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)朝夕の通勤列車で、座るために工夫していることはありますか?
ある 43.6%
ない 56.4%
Q.朝夕の通勤列車で座るためにしている工夫を教えてください
■降りそうな人を見分ける
・「いかにも降りそうな人を勘で探す」(59歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「朝は早めに並び、次の駅で降りそうな人の近くに陣取る」(54歳男性/ガラス・化学・石油/営業関連)
・「降りそうな人を見極め前に立つ」(51歳男性/ソフトウェア・情報処理/営業関連)
・「途中の駅で降りる人間を数人目星をつけている」(43歳男性/公益・特殊・独立行政法人/公共サービス関連)
■空いている車両を探す
・「できるだけ空いている車両を研究する」(41歳女性/通信関連/事務・企画・経営関連)
・「階段の近くではない、比較的人が少なめな車両を狙う」(42歳女性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)
・「空いている車両、乗り換えのある付近の車両に乗る」(54歳男性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「空いている車両を見つけておき、その車両にいつも乗るようにすると大体は座れる」(58歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)
■先に降りる人を覚える
・「途中の駅で降りる人を覚え、その人の前に立つ」(30歳女性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)
・「同じ電車に乗り、毎回途中下車する乗客を覚えて、目の前に立って待つ」(48歳男性/専門店/販売・サービス関連)
・「利用者はほとんど一定なので、同乗した乗客の下車駅がある程度分かります」(54歳男性/不動産/事務・企画・経営関連)
・「特徴のある人の降りる駅を覚えておいて、できるだけその人の前に立つようにしている」(30歳女性/家電・AV機器/IT関連技術職)
■先頭に並ぶ
・「列車に乗る時、極力一番前に並ぶ」(64歳男性/信用組合・信用金庫・労働金庫/事務・企画・経営関連)
・「電車を1本遅らせて、並ぶ列の一番前になる」(50歳男性/専門店/販売・サービス関連)
・「次の次の列車のホーム先頭に並ぶ」(47歳男性/官公庁/公共サービス関連)
■その他
・「時間のある時は少し早めの列車に乗り、途中の始発駅で始発に乗り換える」(48歳男性/ビル管理・メンテナンス/技能工・運輸・設備関連)
・「目で訴えかける」(32歳男性/インターネット関連/IT関連技術職)
・「始発の10分前に並ぶ」53歳男性/その他/専門職関連)
・「駅で並ぶ人を見てから並ぶ。乗車が遅そうなところは並ばない」(32歳女性/教育/事務・企画・経営関連)
■総評
朝夕の通勤列車で、座るために工夫していることが「ある」と答えた人は43.6%だった。中でも多かったのが「先に降りそうな人を見つける」というもので、「いかにも降りそうな人を勘で探す」「降りそうな素振りをする人がいたら、さりげなく近くに移動する」といったコメントが寄せられた。学生の制服から降りる駅を判断することもできるようだ。
さらに、「どこの駅で誰が降りるかを覚えている」という人もいた。毎朝同じ時刻の電車に乗っていると、大体同じ顔ぶれになるもの。降りる駅を覚えておけば、座れる確率もぐっと上がるかもしれない。
「空いている車両を探す」と答えた人も多かった。先頭車両や、乗換え口から遠い車両が狙い目だそう。これとは逆に「大きな駅の階段近くの車両はたくさんの人が降りるので、そこを狙う」という人もいた。このあたりは利用する駅によっても異なりそうだ。他にも「眠っていない人や、キョロキョロしている人の前に立つ」「2駅前の駅から乗る」「一本やり過ごして、次の電車に乗る」といった方法が寄せられた。
調査時期: 2017年2月24日~2017年2月27日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女412名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真は本文とは関係ありません