新社会人の初任給予定額は19万円 - 東日本と西日本で1万円以上の差

三井ダイレクト損害保険はこのほど、「新社会人」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は3月28日～31日、調査対象は1カ月に1度以上車を運転する新社会人(18歳～29歳の2017年4月に初めて社会人になった人)で、有効回答は300人。

初任給の使いみち、1位「貯蓄」

初任給の予定額を尋ねたところ、全体平均金額は19万47円。地域別にみると、東日本は平均19万4,477円、西日本は同18万2,716円と東西で1万円以上の差がついた。

初任給の使いみちは、「貯蓄」が53.7%、「親にプレゼントを購入」が50.0%、「外食」が23.0%との順になった。地域別では、東日本は西日本より「親にプレゼントを購入」の割合が10.6ポイント高かった。

「貯蓄」と答えた人に予定額を質問すると、全体平均は5万8,627円で、最高額は初任給の平均額を上回る30万円となった。

また「親にプレゼントを購入」と答えた人に予定額を聞くと、平均は2万1,096円で前年より9,270円減少した。

今後、自分自身へ投資したいものは、「貯蓄」が42.7%でトップ。以下、「レジャー、旅行」が35.7%、「カバン」が26.3%、「化粧品」が24.7%と続いた。東日本は西日本と比べ、「パソコン」は12.1ポイント、「スーツ」は9.9ポイント高かった。

理想とする上司に期待することについては「気配りや思いやりがある」が59.0%でトップとなり、以下「部下とのコミュニケーションを大事にしている」が36.0%、「誰とでも公平に付き合う」が34.0%となった。

理想とする上司を芸能人に例えてもらったところ、1位は天海祐希さん(28票)、2位は明石家さんまさん(14票)、3位は松岡修造さん(12票)との順に。なお、男性の回答では「特になし/わからない」(27票)が最も多かった。