京浜急行電鉄は27日、新1000形を使用した「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」(京急イエローハッピートレイン)の運行継続・車体塗装更新について発表した。新しいデザインでの運行は4月29日から。これを記念し、5月1日から「京急イエローハッピートレイン×父の日イエローリボンキャンペーン」も実施される。

「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」は車体塗装更新、デザインの一部変更を行った上で、4月29日以降も当面運行されることになった

「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」は2014年5月、京急電鉄の電車のシンボルカラーである赤色、2005年に登場した「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」の青色に続くカラーとして、新1000形1編成(1057編成)に黄色の車体塗装を施して運行開始した。当初、運行期間は約3年間とされていたが、沿線利用者や京急ファンから好評を得ていることを受け、2017年4月以降も引き続き運行されることになった。現行の編成を継続して使用し、車体側面の扉部分(更新前はシルバー)も黄色に変更した新デザインで、4月29日から運行される。

「京急イエローハッピートレイン×父の日イエローリボンキャンペーン」は、毎年ベスト・ファーザーを発表する「イエローリボン賞」を主催しているFDC日本ファーザーズ・デイ委員会と共同で実施され、キャンペーン期間は5月1日から6月18日まで。父の日にちなんだ似顔絵と感謝の言葉を5月1~14日にかけて募集し、6月3~18日に運行される「父の日ありがとうギャラリー号」の車内に応募作品を掲出する。

車体塗装を更新し、デザインを一部変更した「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」は当面運行され、泉岳寺~三崎口・羽田空港国内線ターミナル間をはじめ、泉岳寺駅から都営浅草線・京成線・北総線へ直通運転も行う。運行予定は前日14時頃、「KEIKYU WEB」の「特別塗装列車運転予定」に公開される。なお、運行状況により翌日の運行予定の公開が遅れる場合や、当日の運行が変更される場合があるとのこと。