マイボイスコムは今回で5回目となる「スマートフォンでのコンテンツ利用」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査は男性5916人、女性5947人の計11413人に対して行われ、その内訳は20代が5%、30代が15%、40代が28%、50代以上が52%。調査実施期間は2017年3月1日から5日まで。

スマートフォン利用者は全体の5割強、携帯電話利用者が4割弱。2015年時の調査と比べると、携帯電話の利用者が1割減った。

個人で使っている携帯電話(PHS含む)、スマートフォンの種類は次のうちどれか

スマートフォンでのアプリとwebブラウザのうち、利用時間が多いのはどちらか尋ねた。「どちらかといえばアプリ」を含めると、アプリと答えた人は全体の4割以上となった。

スマートフォンを利用するとき、アプリとWebブラウザではどちらのほうが利用時間が長いか

直近1年間で利用したアプリのジャンルは「天気」「ニュース」「地図、ナビゲーション」が各5割台、「交通」「チャットメッセンジャー」などが各4割で上位に挙がった。(複数回答可)

生活に根付くアプリはやはり多くの人が使っている様子。さらに、「地図・ナビゲーション」や「ニュース」の利用は男性の比率が多く、「料理、レシピ」「チャット、メッセンジャー」などは女性の比率が高い。また、関東在住者は「交通」のアプリの利用がほかの地域より多いという。関東のほうが乗り換えなどが複雑なため、アプリで生き方をアプリを利用するということか。お気に入りのアプリを尋ねると、「ニコニコ動画」や「hulu」など、エンターテインメント系のアプリが人気だった。

スマートフォン利用者のうち、直近1年間に有料で利用・購入したコンテンツやアプリがある人は2割弱だった。「コンテンツ購入時に支払う」が8.2%、「月額・年間など定額利用料を払う」「有料アプリのダウンロード時に支払う」「利用時に追加で支払う」が各6%。有料コンテンツやアプリ利用・購入者が直近1年間でかけた費用は、1000円以下が7割以上と大多数を占めた。

有料アプリなどに課金する人も増えている

1000円程度までなら課金してもよい人が多いようだ