博報堂生活総合研究所は4月26日、「5月の消費予報」を発表した。調査は4月6日~10日、20~69歳の男女1,500名を対象にインターネットで行われた。同所では、調査対象者に「来月の消費意欲」を点数化してもらうなど、消費の先行きに関する調査を2012年4月から毎月実施。その結果を「来月の消費予報」として発表している。
5月の消費意欲指数は、前月からほぼ横ばいの46.5点(前月比+0.7pt)となった。
消費意欲指数の理由(自由回答)を見ると、「金銭的な理由で消費を控える」という声が、前年同月の311件から238件と大幅に減少。一方、「季節的に外出、買い物機会が増えそう」などの季節消費についての声は、前年同月の166件から177件に増える結果となった。
また、5月に「特に買いたいもの・利用したいサービス」があるという人は、前月より2.9pt増の28.1%(421名)。特に、「外食」(187名/前年同月比+38名)や「レジャー」(125名/同+22名)、「理美容」(89名/同+26名)といったコト消費や、「ファッション」(208名/同+21名)が、いずれも前年同月よりも20名以上増加した。