米Instagramは4月26日(現地時間)、写真共有サービス「Instagram」の月間平均アクティブユーザー数 (MAU)が7億人を超えたと発表した。
この発表で話題になっているのが成長ペースだ。4億人到達の発表が2015年9月、それから5億人(2016年6月)、6億人(同年12月)、7億人(2017年4月)というようにユーザーを増やしてきた。1億人増にかかる期間が、9カ月、6カ月、4カ月と短縮しており、この4カ月で17%の伸びと今なお成長ペースを加速させている。Facebookに続いて10億人突破を達成するのが確実な勢いだ。
同じ日に米Twitterが2017年度第1四半期(2017年1月~3月)決算を発表した。売上高が前年同期比8%減だったものの、MAUが同6%増の3億2800万人に増えた。アナリストの予想を上回るMAUの増加は「復活の兆し」と評価されている。だが、Instagramの勢いには遠く及ばない。MAUでInstagramがTwitterを追い抜いたのは2014年末、それから2年で2倍の差になった。