フロムページはこのほど、「2017年度(第5回)テレメール全国一斉進学調査」より、全国の受験生約4万人が「関心を持った大学」ランキングを発表した。同調査では全国の受験生に関心を持った大学を尋ね、その結果をランキング化した。

調査期間は2016年10月5日~2017年4月3日、調査対象は「テレメール」を利用している受験生のうち2017年4月からの進路が決まった人で、有効回答は3万9,766人。

早稲田大学が全国的に人気

エリア別にみると、関東地区の受験生の関心が高い大学1位は2年連続で「早稲田大学」(3,055人)となり、以下、2位「明治大学」(2,595人)、3位「慶應義塾大学」(2,101人)、4位「法政大学」(1,895人)、5位「日本大学」(1,753人)と続いた。

「関心を持った大学」ランキング2017(上位20大学)

北海道・東北地区の受験生の関心が高い大学は、「東北大学」(546人)が2年連続1位。次いで2位「山形大学」(479人)、3位「北海道大学」(438人)、4位「弘前大学」(434人)、5位「岩手大学」(349人)となった。エリア外の大学では「新潟大学」「千葉大学」「筑波大学」「明治大学」「早稲田大学」などが上位にランクインした。

中部地区は「名城大学」(1,111人)が2年連続1位。以下、2位「名古屋大学」(936人)、3位「南山大学」(844人)、4位「立命館大学」(811人)、5位「信州大学」(799人)と続いた。エリア外の大学では「立命館大学」「同志社大学」「早稲田大学」「東京理科大学」などがランクインした。

近畿地区は昨年2位だった「関西大学」(1,434人)が1位にランクアップ。次いで2位「同志社大学」(1,423人)、3位「立命館大学」(1,339人)、4位「神戸大学」(1,281人)、5位「近畿大学」(1,249人)となった。エリア外の大学では「早稲田大学」がランクインした。

中国・四国地区は「岡山大学」(762人)が2年連続1位。次いで「広島大学」(569人)、3位「立命館大学」(464人)、4位「愛媛大学」(453人)、5位「香川大学」(363人)の順となった。エリア外の大学では「立命館大学」「同志社大学」「近畿大学」「神戸大学」「大阪大学」「関西大学」「早稲田大学」「九州大学」などがランクインした。

九州・沖縄地区は昨年2位の「福岡大学」(716人)が1位に順位を上げ、2位は「九州大学」「熊本大学」(各692人)が同順位となった。4位は「長崎大学」(422人)、5位は「鹿児島大学」(393人)だった。エリア外の大学では「広島大学」「山口大学」「立命館大学」「早稲田大学」「同志社大学」「明治大学」などがランクインした。

「関心を持った大学」ランキング2017(前年度比/上位5大学)

全国的に見ると、「早稲田大学」は昨年に引き続き受験生の関心が高かった。また「立命館大学」と「同志社大学」は西日本エリアで回答が多く、「明治大学」も広いエリアで人気があった。

受験生のエリア区分は下記の通り。
「北海道・東北」(北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)
「関東」(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)
「中部」(長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県)
「近畿」(京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、三重県、滋賀県)
「中国・四国」(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県)
「九州・沖縄」(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)