Cooler Master Technologyはこのほど、製造から梱包まで日本国内工場で行ったPC用電源ユニット「MasterWatt Maker 1200 MIJ」を発表した。容量は1,200Wで、80PLUS Titanium認証を取得している。4月28日の発売を予定し、店頭予想価格は税別106,000円前後。
国内製造メーカー協力の下、国産コンポーネントとCooler Masterの冷却技術を組み合わせた電源ユニットで、サーバやワークステーションといったエンタープライズ用途をはじめ、ハイエンドPCを求める自作ユーザー向けのフラグシップモデルだという。製品名の「MIJ」は"Made in Japan"を意味している。
冷却ファンには、流体軸受けを独自に改良することで耐久性と防塵性能を高めた135mmファンを搭載。負荷50%までサイレントモードで動作するセミファンレス機能を備える。また、各パーツとの接続にはフラットリボンケーブルによるフルモジュラー式を採用する。
主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12Vが100A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3.5A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×12、SATA電源コネクタ×16、ペリフェラルコネクタ×13。本体サイズはW150×D224×H86mm。