アイデムは4月24日、2018年3月卒業予定者の就職活動に関する調査結果(2017年4月1日時点)を発表した。調査期間は2017年4月1日~6日、調査対象は2018年3月卒業予定で民間企業への就職を希望する大学4年生・大学院2年生、有効回答は628人。
4月1日までに面接選考を受けた企業数は平均3.6社
4月1日時点での就職活動の主な活動は、「エントリー活動段階」が42.8%で最多。以下、「面接・試験段階」が34.9%、「内定獲得/就活継続段階」が8.1%、「準備活動段階」が7.6%と続いた。
各活動ステータスに到達した学生の割合をみると、「準備活動段階」が最も多く95.5%(前年比0.6ポイント増)。次いで「エントリー活動段階」が89.3% (同1.2ポイント増)、「面接・試験段階」が65.9%(同4.4ポイント増)、「内定獲得段階」が12.1%(同4.0ポイント増)となった。「面接・試験段階」と「内定獲得段階」に進んでいる学生の割合は増加傾向にある。
4月1日までに面接選考を受けた企業数は、「3~4社」が23.9%でトップ、次は「5~9社」で23.7%。平均は3.6社(前回1.1社増、前年0.1社増)だった。
面接選考受験後の選考辞退の経験について聞くと、「ある」と答えた割合は28.2%(前年比1.6ポイント増)。理由をみると、「もともと志望度があまり高くなかったから」(47%)、「自分が思っていた仕事とは違いそうだったから」(25.7%)が上位に入ったほか、「より志望度が高い企業から内定を獲得した」(12.4%)が前年より増加した。