トリップアドバイザーは、トリップアドバイザー上に投稿された旅行者からの口コミ評価をもとに、「旅好きが選ぶ! 朝食のおいしいホテルランキング 2017」を発表。今年のベスト3は昨年と変わらず、5年連続1位に輝いた「ホテルピエナ神戸」、北海道函館市の海鮮丼が有名な「ラビスタ函館ベイ」が2位に、そして3位には、郷土料理が豊富と話題の沖縄の「ホテル ロコア ナハ」がランクインした。
朝食ランキングは2010年から発表しており、2017年で8年目の発表となる。上位の顔ぶれは昨年と同じであるものの、2017年調査では、普段の朝食では食べられないような食事が楽しめると評判の「東京ステーションホテル」(東京都千代田区)や県産の食材にこだわった豊富な朝食が人気の「沖縄スパリゾートエグゼス」(沖縄県恩納村)など、トリップアドバイザー「トラベラーズチョイス ホテルアワード 2017」受賞ホテルを含めた5施設がランキングに初登場した。
同ランキングは、2016年1月~12月にトリップアドバイザーに投稿された日本語の口コミのうち、「朝食」に関連した単語を好意的な評価・否定的な評価に分類したものを数値化し、その数値、評価点(5段階)そして、投稿数などをもとに独自のアルゴリズムで集計したもの。
初登場となった5位「金沢 彩の庭ホテル」(石川県金沢市)は、同施設に投稿されている全口コミのうち、「朝食がおいしい」と言及している口コミ数の割合は75%を超えている。「心がこもった地産地消のお料理で、大変おいしくいただかせていただきました」など、食事の内容からサービスに至るまで、ホスピタリティーを感じることができたと絶賛する口コミが多く寄せられている。
初登場で10位にランクインした「ホテルオーシャン 国際通り」(沖縄県那覇市)は、「世界一沖縄料理が豊富な朝食」と自社サイトでもうたっている。100種類以上の沖縄食材メニューが楽しめるという朝食は、「朝食については、本当にオーバーではなくすごすぎる。品数が多く、すぐに補充はされるし、料理が1カ所ではなく、分散しているので、ずらーっと並ばずに、取りやすいし」と、沖縄の食材にこだわったメニューの豊富さやその混雑をさけるための食材の配置方法などについても評価した口コミが寄せられている。
初登場で12位となった「東京ステーションホテル」(東京都千代田区)には、「朝食ビュッフェは今まで泊まったホテルの中でも一番と感じました。どのお料理も品よくおいしく(もちろん全部食べられませんから食べたものだけ)特に私が感心したのは、サラダのトマトがいろいろな種類を取りそろえていたことで、普段食べる機会のないような、グリーントマトや、紫色のもの、大きい細長いものと、あれこれ選べてとても楽しかったです」など、食材からサービスまで、非日常で優雅な朝のひと時を満喫できると評価した口コミが多く投稿されている。
初登場で16位にランクインした「沖縄スパリゾートエグゼス」(沖縄県恩納村)は、トリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス ホテルアワード2017」でも「ラグジュアリー」「ファミリー」部門でベスト20に入るなど、旅行者から高く評価されているホテル。「朝食付きのプランが正解で、この朝食だけでも三重丸です。地元食材と普通の食材がとても沢山の種類そろっていて、毎日食べても飽きませんでした」などと、人気を集めている。
初登場で17位の「ホテルユニバーサルポート」(大阪府大阪市)は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに隣接したホテルで、高級感とUSJの余韻が楽しめるホテルとして人気を集めているが、朝食も「たこ焼き、お好み焼き、ステーキ、お刺身などなどとても朝食とは思えない品があり、夕食かと思うくらい! 朝から食べすぎました(笑)」と、約90種類を誇る豊富なメニューは、旅行者から人気を集めている。