お笑い芸人の平野ノラが、30日に放送されるABC・テレビ朝日系バラエティ番組『人生で大事なことは○○から学んだ』(毎週日曜19:58~20:54)に登場し、"断捨離"によってブレイクを果たしたと力説する。
各界の達人たちをゲストに招き、人生の中で得た人生訓・哲学を学んでいく同番組。「バブル芸」でブレイクを果たした平野だが、「これまでに自分の人生で局面になったときは、断捨離をしてきたんです。断捨離していなかったら、今私はここにいない」と話す。
平野は一度、芸人を目指すことを挫折していたが、そんな時にベストセラーとなった『ガラクタ捨てれば自分が見える』という本に出会い、それまでのモノにあふれた生活から卒業。「本当に必要なものを向き合えるようになった。そうしたら頭の中も整理できたんです」と効果を振り、「自分のやりたいことや、今後何をやるべきかが見えてきた。人生の闇の時代を抜け出すことができたんです」とまで語る。
これには根拠があるそうで、諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授によると、整とんされた部屋では、余計な刺激が入らないために、発想力が上る可能性が高いという科学的な裏付けもあるのだという。
さらに平野は「独身のガラクタ系の(散らかった)部屋で暮らしている人は、パワースポットに行きがち」と持論を展開。そして、「トランクひとつでどんなところへも行ける女になりたい。家には何もなくていい」と、バブル時代の米米CLUBのヒット曲にかけて、無理のない範囲でモノの無い生活を送る"ミニマリスト"への思いを強くする。