台湾MSIは4月21日、NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti搭載グラフィックスカードのラインナップに、廉価モデル「GeForce GTX 1080 Ti ARMOR 11G OC」と、水冷ユニット採用モデル「GeForce GTX 1080 Ti SEA HAWK X」を追加した。いずれも4月22日に発売する。店頭予想価格は「GeForce GTX 1080 Ti ARMOR 11G OC」が税別94,800円、「GeForce GTX 1080 Ti SEA HAWK X」が税別116,800円。
GeForce GTX 1080 Ti ARMOR 11G OC
2基のファンで構成される独自の冷却機構「ARMOR 2X」を搭載。分散型のファンブレードと従来型ファンブレードを組み合わせた「トルクスファン」を採用し、効率的なエアフローを供給する。GPUの温度が60度以下の低負荷時にファンの動作を停止する「Zero Frozr」に対応する。
主な仕様は、ベースクロックが1,531MHz、ブーストクロックが1,645MHz、メモリが352bit接続のGDDR5X 11GB、メモリクロックが11016MHz相当、PCとの接続インタフェースはPCI Express 3.0 x16、補助電源が8ピン×2、出力インタフェースがHDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.4×2、DL-DVI-D×1。本体サイズはW290×D143×H40mm。重量903g。
GeForce GTX 1080 Ti SEA HAWK X
Corsair製水冷ユニット「Hydro H55」を搭載したグラフィックスカード。GPUは水冷、グラフィックスメモリや電源回路を空冷で冷却するデュアル冷却機構により、持続的に安定したオーバークロック動作を可能とする。
また、ユーティリティ「GAMING APP」から、ユーティリティのGAMING APPから、動作モードをパフォーマンス重視の「OCモード」や、バランス型の「ゲーミングモード」、消費電力とノイズを抑える「サイレントモード」と切り替えられる。
主な仕様は、ベースクロックが最大1,569MHz、ブーストクロックが最大1,683MHz(いずれもOCモード時)、メモリが352bit接続のGDDR5X 11GB、メモリクロックが11124MHz相当(OCモード時)、PCとの接続インタフェースはPCI Express 3.0 x16、補助電源が8ピン+6ピン、出力インタフェースがHDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×3、DL-DVI-D×1。本体サイズはW269×D111×H35mm。重量1,363g。