台湾MSIは4月20日、より高速なグラフィックスメモリを採用したNVIDIA GeForce GTX 1080搭載カード「GeForce GTX 1080 GAMING X+ 8G」と、GeForce GTX 1060搭載カード「GeForce GTX 1060 GAMING X+ 6G」を発売した。店頭予想価格は「GeForce GTX 1080 GAMING X+ 8G」が税別79,800円、「GeForce GTX 1060 GAMING X+ 6G」が税別39,800円。
「GeForce GTX 1080 GAMING X+ 8G」は、OCモード時に最大11Gbps、「GeForce GTX 1060 GAMING X+ 6G」は、最大9Gbpsの高速グラフィックスメモリを採用したグラフィックスカード。
両モデルともに独自クーラー「TWIN FROZR VI」を搭載。ヒートパイプのGPUベース接地面を方形にすることで、熱伝導効率を高めたほか、ブレードにひねりを加え、風圧と風量をが向上した「トルクスファン 2.0」によって、高い冷却性能を備える。
また「Gaming App」からパフォーマンスと静音性のバランスを取る「ゲーミングモード」、ファンノイズを最小限に抑える「サイレントモード」といった動作モードを切り替えられる。
「GeForce GTX 1080 GAMING X+ 8G」の主な仕様は、CUDAコア数が2,560基、動作クロックがベース:最大1,708MHz、ブースト:最大1,847MHz(いずれもOCモード時)、メモリは256bit接続の8GB GDDR5X、メモリスピードは11,110MHz(OCモード時)、TDPは180W、補助電源コネクタが8ピン+6ピン。出力インタフェースはDL-DVI-D×1、HDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×3。本体サイズはW277×D140×H42mm、重量は1,100g。
「GeForce GTX 1060 GAMING X+ 6G」の主な仕様は、CUDAコア数が1,280基、動作クロックがベース:最大1,594MHz、ブースト:最大1,809MHz(いずれもOCモード)、メモリは192bit接続の6GB GDDR5、メモリスピードは9,126MHz(OCモード時)、TDPは120W、補助電源コネクタが8ピン×1。出力インタフェースはDL-DVI-D×1、HDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×3。本体サイズはW277×D140×H39mm、重量は1,017g。