俳優の小栗旬と西島秀俊が共演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(毎週火曜21:00~)が、11日の初回放送分で、総合視聴率(関東地区)23.6%をマークしたことが20日、ビデオリサーチの調査で明らかになった。
従来のリアルタイム視聴率は13.9%だったが、7日内(168時間内)に再生した世帯を計測するタイムシフト(録画)視聴率が11.0%だったことが分かり、これらを合算して重複分を引いた総合視聴率は23.6%だった。
この総合視聴率の数字は、昨年10月の計測開始以来、カンテレ制作の火曜21時枠の連続ドラマとしては、草なぎ剛主演『嘘の戦争』最終話(3月14日放送分、19.9%)を抜いて、最高を更新。
他局を含めた前クールの冬ドラマの最高値と比較すると、タイムシフト視聴率は『東京タラレバ娘』(3月15日放送分)の12.0%、総合視聴率は『A LIFE~愛しき人~』(3月19日放送分)の24.2%に迫る数字だ。
同ドラマは、『SP』シリーズなどの金城一紀氏が原案・脚本を務め、5年前から構想を練ってきた作品で、人に言えない過去を持つ公安機動捜査隊特捜班の面々が、これまでの警察ドラマの常識を越える規格外の事件に挑んでいく姿を描くもの。
次週25日放送の第3話は、白昼堂々の議員襲撃事件が発生し、特捜班とテロリストの闘いが繰り広げられる。