リンクスインターナショナルは19日、Intel Pentium N4200を搭載したECS製小型デスクトップPC「LIVA Z TS」を発表した。Transcend製のDDR3L-1600 SO-DIMMとM.2 SSDを標準で搭載。メモリ容量の違いにより3モデルをそろえる。5月13日に発売し、希望小売価格は税込39,800円。
「LIVA Z」は、W117×D128×H33mmのコンパクトPC。手のひらサイズで、デスクの上だけでなく、ディスプレイのパネル下など場所を選ばず設置できる。CPUは"Apollo Lake "世代のIntel Pentium N4200で、低消費電力・低発熱を生かしてファンレス仕様となっている。
エントリーモデルは通常の「LIVA Z」と同じメモリだが、上位2モデルはTranscend製を採用。また、ストレージにもTranscend製SSD「TS120GMTS420」を搭載する。Micron製3D TLC NAND、Silicon Motion製コントローラを搭載した容量120GBのM.2 SSDを採用する。一部のNANDをSLCキャッシュとして利用することで、転送速度はシーケンシャルリードが最大560MB/s、シーケンシャルライトが最大500MB/s、ランダムリードが35,000IOPS、ランダムライトが85,000IOPSとなっている。
エントリーモデル「LIVAZ-4/120-W10(N4200)TS」の主な仕様は、CPUがIntel Pentium N4200(1.10GHz)、メモリがDDR3L 4GB、ストレージがeMMC 32GB + 120GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 505(CPU内蔵)。OSがWindows 10 Home 64bit。
通信機能はGigabit Ethernet対応有線LAN×2、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェース類は、HDMI×1、miniDisplayPort×1、USB 3.0 Type-C×1、USB 3.0×3など。本体サイズはW117×D128×H33mm、重量は約365g。希望小売価格は税込39,800円。
Transcend製8GBメモリ(2×TS512MSK64W6H)を搭載した「LIVAZ-8/120-W10(N4200)TS」は、税込45,800円。16GBメモリ(2×TS1GSK64W6H)を搭載した「LIVAZ-16/120-W10(N4200)TS」は税込52,800円。