ライカカメラジャパンは4月14日、ライカストア「ライカ GINZA SIX」が4月20日にオープンすることを記念して、特別限定モデル「ライカTL エアロコンセプトエディション」を発表した。5セット限定の受注生産となり、4月20日から受け付けを開始する。価格は1,750,000円(税別)。
今回のライカTL エアロコンセプトエディションは、国内限定モデル。製品名称にある「エアロコンセプト」の由来は、職人・菅野敬一氏とのコラボレーションによるもの。菅野氏は、航空機の部品を作る精密板金の技術を生かして、独創的な鞄などを生み出している職人だ。
セットを構成するカメラ「ライカ TL」は、撮像素子に約23.6×15.7mm(APS-C)CMOSセンサーを搭載した1,650万画素のミラーレスデジタル一眼カメラ。ボディは、無垢のアルミからドイツの職人が手作業で削り出し、仕上げられている。
レンズは、50年以上前の同名スクリューマウントレンズを復刻した「ライカ ズマロン M f5.6/28mm」、標準ズームレンズ「ライカ バリオ・エルマーTL f3.5-5.6/18-56mm ASPH.」、「ライカ ズミルックス TL f1.4/35mm ASPH.」だ。「ビゾフレックス、L 用 M レンズアダプター」も付属する。
カメラやレンズを収めたケースは、手作業で丁寧に仕上げられたジュラルミン製。表面には縮み塗装を施している。ケースには、ライカTL エアロコンセプトエディションの一式を収納可能。内部には、ライカのブランドカラーである赤の特製レザーインナーケースをセットした。ケースは手作業で制作されるため、購入者への発送は受け付けから3カ月後になる。