お笑いコンビ・さまぁ~ずの大竹一樹と三村マサカズが15日、都内のスタジオで、テレビ朝日系バラエティ番組『さまぁ~ず×さまぁ~ず』(毎週木曜深夜2:21~)の10周年記念記者会見に登場し、番組を生涯続けていきたいと意欲を示した。

さまぁ~ずの大竹一樹(左)と三村マサカズ

2007年4月にスタートした同番組は、さまぁ~ずの2人が客前でフリートークライブを展開し、放送回数は約480回に。大竹は「この手の番組で今10年続くことは珍しい。時間帯は気にせず、どこでもやれたら」と意気込み、三村は「息子のオムツの話をしてたら、もう中2ですからね」と、時が流れる早さを実感していた。

また三村は、毎回収録が終わると「結構グッタリ疲れてます」と本音を吐露。大竹は「俺らがしゃべらないと番組が成立しないから、全責任を負っているというのが、疲れる要因かもしれないですね」と補足しながら、「嫌なことがあっても、ここで(エピソードとして)言って笑ってもらったら『良かった』っていう気持ちになる。ラジオとかやってかないから、ここがないと発散できないんです」と、番組が欠かせない存在になっていることを明かした。

ただ、身内の話も頻繁にしてしまうため、大竹は「奥さん(=フジテレビの中村仁美アナ)が『私はそんなに怖いんでしょうか?』って言いたいことを想像してます」。三村は「幼稚園を批判するような話はやめろって、カミさんにすげぇ言われました」と、注意を受けていることを紹介した。

こうした形式の番組は、現在ほとんど無いが、先日ダウンタウンが『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の2ショットフリートークを8年ぶりに復活したことに刺激を受けたようで、三村が「お2人の掛け合いの間が変わってなかったのが、うれしかったですね」と感想を語ると、大竹は「われわれもそういう風に思ってもらえれば」と、気を引き締めていた。

会見では、アプリを使って作成した、2人が老人になっても番組続いた時のイメージを公開。三村は、自身の将来像に「(笑福亭)鶴瓶さん! 和田勉さんも入ってるね」「ずんのやすみてぇだ!」と驚き、大竹は「ハゲてない想定。大島(渚)監督ですね」と例えた。

その上で三村は、この年齢になった時のトークの話題について「誰かが死んだ話とか多いだろうね。『こないだ出川さんの葬式行ってきたんだけど』とか(笑)」と、笑いながら想像していた。

なお、番組10周年を記念し、CS・テレ朝チャンネル1では、視聴者投票で選ばれたトークをランキング形式で紹介する『さま×さま10周年突破! 視聴者が選ぶベストトーク賞3時間S`!』を、29日(14:00~17:00)に放送。さらに、DVD&BD最新巻の第16弾が、5月24日に発売される。