幻冬舎メディアコンサルティングはこのほど、『糖尿病患者が知らない合併症の脅威』(800円・税別)を発売した。

『糖尿病患者が知らない合併症の脅威』(800円・税別)

糖尿病になると、全身のいたるところに合併症がおきる可能性が高くなる。この合併症の発症は、医師の間では「糖尿病の最も恐ろしい点」として共通の認識であるとのこと。

しかし、当事者である患者やその予備軍の人たちには合併症の恐ろしさは伝わっておらず、「まだ大丈夫」「今日くらい食事制限をしなくてもいい」などの気のゆるみから、悪化させてしまうことも多いという。

同書では、糖尿病がいかに恐ろしい病気であるかを正しく理解してもらうために、起こり得るさまざまな合併症を紹介している。例えば、糖尿病になると、かすみ目や視力低下になることがあるが、最悪の場合は失明することもあるという。腎臓の場合、自覚症状がないまま悪化し、人工透析を必要とする可能性もある。

そのほか、血管や脳・心臓など全身の合併症についても解説。さらに、合併症についての説明に加え、「糖尿病とはどんな病気か」「なぜ糖尿病によって全身が病気に冒されるのか」といったメカニズムや、悪化を防ぐ方法についても掲載している。