フリーアナウンサーの古舘伊知郎、俳優の坂上忍、お笑い芸人の千原ジュニアが14日、東京・六本木のテレビ東京で行われた同局の新番組『おしゃべりオジサンと怒れる女』(4月15日スタート、毎週土曜23:55~)の取材会に出席した。

左から千原ジュニア、古舘伊知郎、坂上忍

この番組は、古舘、坂上、千原という"おしゃべりなオジサン"3人に話を聞いてほしい"怒ってる"女性ゲストが登場し、どんな話でも3人が受け止めるトーク番組。初回は、作家・カリスマブロガーのはあちゅうがゲスト出演し、ブログやツイッターがたびたび炎上する彼女が怒っていることを3人にぶつける。

それぞれ司会者としても活躍する3人がそろい、古舘は「お二人うまいので、忍ちゃんはコメントだけじゃなく司会のうまさが際立っていて、ジュニアさんは司会の回しがうまいのとおもしろいこと言うのうまいので、司会の苦しさから完全に逃れられていてすごい楽」とリラックスモード。「ここが安らぎの里。気持ちがよくて心地がよくて、見ている方に申し訳ないなっていうくらい脱力しています」と話した。

坂上も「僕は僕で、古舘さんとジュニアがいてくれた何もすることないので、無責任に気になったことを聞き、おもいついたことをしゃべり、本当にリラックスさせていただいていますね」とコメント。さらにジュニアも、「一番下の立場でやる番組はこれだけなので、非常に楽。お二人に任せきりなんで」と力を抜いて出演しているようで、「3人だれも仕事をしていない。非常に楽しい番組です」と笑った。

また坂上は、初回収録後にスタッフと3人で食事に行ったときに、古舘に「『坂上さん』って呼ぶのはおかしい。呼び捨てでも『忍ちゃん』でもいいんで」とお願いしたことを明かし、「今、初めてすんなり『忍ちゃん』って」とうれしそうな様子。その上で、ジュニアに対しては「ジュニアさん」のままになっていると指摘すると、古舘は「『ジュニア』って呼び捨てにするのはダメ。ドリー・ファンク・ジュニアとかぶるんですよ」と打ち明け、さらに、「アナウンサーは"さん"付けなんです」と加え、「もう1回待って」と時間を求めた。

そして、ジュニアが「5年くらい前は、バラエティで坂上さんは全部"さん"付けだった」と明かすと、坂上は「ジュニアは僕の恩人。ジュニアが初めて、『もう呼び捨てで呼んでください』って言ってくれて勇気が出た。僕も芝居の方から来たので、芸人さんは"さん"と思っていたんですけど、それはダメだって」と感謝。ジュニアが坂上に求めたように、今度は坂上が古舘にお願いしたようだ。