2017年3月23日～26日にわたって東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2017」のBS11ブースにて26日、「アニゲー☆イレブン! スペシャルステージ フレームアームズ・ガール編」が行われた。登壇者は「アニゲー☆イレブン!」のメインMCである久保ユリカと、TVアニメ『フレームアームズ・ガール』で轟雷役を演じる佳穂成美、スティレット役の綾瀬有、バーゼラルド役の長江里加、マテリア シロ/クロ役の山崎エリイ。

写真左から久保ユリカ、佳穂成美、綾瀬有、長江里加、山崎エリイ

「アニゲー☆イレブン!」とは、声優の久保ユリカがアニメ・ゲーム・漫画・コスプレなどの最新情報を発信するほか、毎回ゲストを招いて作品やアニメに関するトークを展開するエンタメ総合情報番組。「BS11チャンネル」で放送していることに加え、「BS11 YouTube公式チャンネル」でも2週間限定で配信されている。

今回「AnimeJapan 2017」のステージでは、2017年4月より放送がスタートしたTVアニメ『フレームアームズ・ガール』に出演する佳穂、綾瀬、長江、山崎の4人をゲストに招いて、作品に関する様々なトークが展開された。ゲストの4人がそれぞれ自己紹介した後にはまず、轟雷役の佳穂が作品について紹介。『フレームアームズ・ガール』は元々コトブキヤから発売されているロボットプラモデルのシリーズが元になっていること、登場する女の子たちの日常や、バトルなど通じて轟雷が感情を学んでいく姿を描いた作品であることなどを丁寧に解説した。

続く作品の魅力についてのトークでは、佳穂が実在する場所をモデルとした、いわゆる聖地的な場所が作品に出てくることを魅力にあげ、続く綾瀬はフレームアームズ・ガールたちがバトルを経て変化・進化していく関係性を、長江は現実世界ではなかなか体験できない15cmのプラモデルが動く世界を描いていることを楽しんでほしいと語る。また、山崎は普段以上にキャラクター性が現れるバトルシーンにも注目してほしいと続け、4人それぞれが感じている作品の魅力について懸命に伝えていた。

さらに、本ステージではアフレコ現場についてのトークも展開。このトークで話題にあがった人物は、作品で源内あお役を演じる日笠陽子だ。日笠が現場を盛り上げる中心であること、率先して出演者と連絡先を交換していたこと、みんなでご飯を食べに行ったときに、マグロ好きの山崎がマグロを指さしていたら日笠が注文してくれたことなど、日笠のいい人ぶりが伺えるエピソードを語りつくせないという様子で、キャスト4人が挙げていた。

アフレコ現場でのトーク後には、演じるキャラクターについて紹介。山崎は、シロは笑顔が多めでクロはクール系だが、どちらも常に余裕があり皮肉めいているキャラクターであるという紹介に加えて、1人で2役を演じたことで新しい発見があったというアフレコ時のエピソードについても触れていた。続くキャラクターを演じるうえで心がけていることに関するトークでは、長江が真っ先に挙手。台本に元々書かれていなくても、語尾に星や音符マークをつけて話すことでバーゼラルドっぽさを表現しているなど、演じるうえでの工夫について意気揚々と語っていた。

なお、本ステージでは作品に関すること以外に「アニゲー☆イレブン!」に出演した感想についてのトークも展開された。山崎は第58回、佳穂、綾瀬、長江は第76回放送で番組に出演していたが、久保のメガネがよかった、セットがCGで便利な空間だと思った、など好印象だったようだ。

ステージの最後には、それぞれが客席へ向けてメッセージも。佳穂は今回のアニメ化がきっかけで作品がもっと広まってくれたらうれしい、と作品への愛をひしひしと感じるコメントを残し、締めくくった。

今回ステージレポートをお届けした『フレームアームズ・ガール』はTOKYO MX、BS11、AT-Xにて放送がスタートしている。また、「アニゲー☆イレブン!」は毎週木曜の23時30分より放送していることに加え、「BS11 YouTube公式チャンネル」でも2週間限定で配信中だ。