パンの中でも、あらゆる組み合わせを生み出せるコッペパン。学校の給食でコッペパンが余ったときは、いつも争奪ジャンケンに参加していたMNグルメ発見部の私は、この春、新コッペパンを提案したいと思います! というわけで、コンビニ各社のコッペパンと総菜やお菓子を組み合わせて、"ちょい足しコッペ"を作ってみました。
ファミマ「甘辛ピーナッツ和え風 豚キムコッペ」
最初に挑戦するのは、コアなファンが多いピーナッツバター入りのコッペパンを使ったアレンジ。ファミリーマートの新コッペパン「ダブルピーナッツ」(税込130円)に、なんとピリ辛の「豚キムチ炒め」(税込380円)をちょい足しして、甘辛なおかず風のコッペパンに変身させちゃいます。
コッペパンはやや小ぶりですが、こんがりと小麦色に焼けており、なめらかな生地でおいしそう! ふっくらとした見た目が食欲をそそります。
コッペパンの中をのぞいてみると……、おお、2色のピーナッツクリームが出現。肌色のなめらかなクリームと、表面に粒粒が見える濃い色のクリームが層状に重ねられています。
さて、ここで豚キムチ炒めの登場です。パックのふたを開けると刺激的な香りが漂います。豚キムチは、思い切って山盛りでのっけちゃいましょう。甘いピーナッツクリームと、辛い豚キムチの相性はどうでしょうか。
パクリとほお張ると、ほお! 甘辛のハーモニーが絶妙! 豚キムチ炒めのツンとくる酸味や辛味を、ピーナッツクリームがまろやかにしてくれています。コッペパンはきめ細やかで、口の中でほどけるようななめらかさ。そこにキムチのシャキシャキの食感がプラスされ、食べ応え満点です。ご飯のおかずのイメージが強い豚キムチを、手軽にサンド状に楽しめるのもうれしいポイントですね。
ローソン「ぜいたく甘苦な練乳ミルクチョココッペ」
続いては、もっちり感が特徴のローソンのコッペパンから、「練乳ミルク」(税込130円)を使ったアレンジ。ローソンとロッテのコラボによるこだわりのチョコレート、「マチカフェチョコ<コロンビア>」(税込50円)をちょい足しして、ぜいたくな大人スイーツ風コッペパンを作ります。
色白のパン表面を見てみると、少しフランスパンのような素材感が。ミルクフランスを彷彿させます。
コッペパンを開くと、練乳ミルクが分厚く塗られていました。ここに、チョコをぜいたくに3枚投入。あとは、チョコがとろりと溶けるまでレンジで温めましょう!
レンジから取り出してみると、チョコとミルクが溶けて、むっちりとしたパンに染み込んでいます。アツアツのコッペパンから、なにやらフルーティーな香りがします。カカオ分77%のチョコレートが果実のような風味を生み出していました。チョコのビター感と練乳の優しい甘さが見事にマッチ。弾力のあるパンが、ソース状になった具材とよく絡み、ちょっとしたパンケーキ気分も楽しめます。コッペパンを優雅に楽しめる一品に仕上がりました。
セブン「Wベリーのショコラジャム&グミコッペ」
最後は、セブン-イレブンのコッペパンの定番「いちごジャム&マーガリン」(税込120円)を使ったアレンジ。いちごジャムのコッペパンに、チョコがコーティングされたユニークなブルーベリー味のグミ、味覚糖「贅沢コロロ ショコラブルーベリー」(税込265円)をちょい足しして、2種類のベリーが織りなす甘々なコッペパンを作ります。
今回取り上げた3つのコッペパンの中では、一番サイズが大きく、見た目にインパクトがあります! こんがりと焼けたパンの表面がまぶしいですね。
コッペパンの中はというと、いちごジャムとマーガリンの層が全体にしっかりとのっかっています。チョコにコーティングされたグミをのせればもう完成です!
ガブリと食べてみると、うわっ、2つのベリーの甘酸っぱさがたまらない! かむたびに、パリッとしたコーティングのチョコが割れて、中からポヨポヨとした柔らかいグミが出てきます。そして、プルプルのいちごジャムとブルーベリーが絡み、華やかな風味が口の中をジャック! マーガリンが酸味をまろやかに抑え、チョコのビター感もいいアクセントになっています。仕事の合間など、気分をリフレッシュしたいときにピッタリのアレンジです。
今回は、コンビニで買えるコッペパンに、惣菜やお菓子を組み合わせるだけでできる、"ちょい足しコッペ"を紹介しました! 食事としても、スイーツとしても楽しめるこのアレンジを、新生活シーズンはもちろん、普段の仕事や学校の昼ごはんなどでも試してみてくださいね!