デザイン賞受賞!「弱吸啜用乳首」に込めた想いとは?

赤ちゃんにとって母乳を飲むことは、とても重労働。おっぱいをくわえて、吸って、飲み込む動作にはある程度の筋力が必要ですが、早産などの事情により母乳を飲むことが難しい状態で産まれてくる赤ちゃんもいます。ピジョンの「弱吸啜用乳首」は、そんな力が弱い赤ちゃんでも母乳を飲むことができるように、病院・産院向けに開発された乳首です。

斉藤さん
早産などの事情により、母乳実感の新生児用哺乳瓶・乳首では母乳を飲めない赤ちゃんがいます。ピジョンでは『すべての赤ちゃんの健やかな成長をサポートしたい』という想いから、小さく産まれて吸う力が弱い、疾患や障害のため心肺機能に負担をかけずに授乳をする必要がある赤ちゃん向けの乳首を研究・開発してきました。

林先生
産まれた直後は力が弱くても、栄養は口から摂ることを教え、ママのおっぱいを吸えるようになるまで、哺乳瓶・乳首の助けが必要です。どんな時期に産まれた子でも、そのときに出るママの母乳が一番よいので、小さくて力が弱い赤ちゃんでも吸える『弱吸啜用乳首』があれば、搾乳した母乳を哺乳瓶に入れて飲ませてあげることができます。」

ーー普通の乳首に比べて、弱吸啜用乳首にはどのような工夫があるのでしょうか?