日本空港ビルデングは4月27日、リニューアル工事を進めていた羽田空港国内線第1・第2旅客ターミナル保安区域内の有料ラウンジ(2カ所)をオープンする。新たなラウンジの名称は「POWER LOUNGE」で、"エンパワーメント"をコンセプトとし、活気あふれる"はかどり"と、ほっとできる"安らぎ"の空間を提供する。
同ラウンジでは、コンセプトに合わせてスタッフが着用する制服をリニューアルしたほか、地方産品を紹介する情報発信コーナーや、カウンターキッチン方式による対話型ドリンクカウンターの設置、国内空港では初めて利用者に贈答品をラウンジで用意する「スマートピックアップ」の提供など、各種サービスを一新する。これを皮切りに、同社は他の「AIRPORT LOUNGE」についても、順次「POWER LOUNGE」へとリニューアルを予定している。
POWER LOUNGEは2カ所あり、座席数133席の「POWER LOUNGE SOUTH」は羽田空港国内線第1旅客ターミナル2階8番ゲート付近(旧AIRPORT LOUNGE南)にて、6時~21時まで営業する。座席数140席の「POWER LOUNGE NORTH」は羽田空港第2旅客ターミナル3階52番ゲート付近(現在のAIRPORT LOUNGE 北ピア(4階)の3階部分にオープン)にて、6時~21時30分まで営業する。ともに保安検査通過後のエリアにあり、航空機を利用客のみが利用できる。
利用料金は大人税込1,080円、小人(4~13歳未満)税込540円。なお、提携カード会社14社が発行する一部クレジットカード保有者は、無料で利用できる。ラウンジ内では、ソフトドリンクや朝食、新聞・雑誌、フリーWIFI、クラフトビール(有料)などを提供。そのほか、ラウンジ入り口にて日本各地の優れた地方産品等を展示する。