フェリシモの「フェリシモ モノコトづくりラボ」はこのほど、「お弁当作り」に関する調査結果を発表した。同調査は3月8日~20日、日常的にお弁当作りをしている20~50代の女性775名(全国)を対象にインターネットで実施したもの。
お弁当は誰のために作っているか尋ねたところ、51%が「自分自身」と回答した。次いで、「こどものため」(41%)、「夫のため」(37%)となっている。子どもがいる家庭に限定すると、幼稚園児だけでなく高校生のために作る人も多いこともわかった。
お弁当を作る頻度について尋ねると、53%が「ほぼ毎日」、22%が「週に2~3回程度」と答えた。お弁当作りにかけている時間について聞くと、38%が「11~20分」、31%が「21~30分」、14%が「10分以下」と答えた。多くの人が20分以内でお弁当を作り、8割以上の人が長くても30分以内で済ませている。
また、毎朝のお弁当作りにおいて、時短のために前の晩から炊飯の段取りをする人は85%だった。晩ご飯分と一緒に炊飯する人は約30%、洗米を済ませタイマーもしくは朝スイッチを入れる人は約55%など、お弁当作りのためにさまざまな工夫をしていることがわかった。
お弁当作りで難しいと感じることを尋ねると、最も多い回答は「彩りよく作る」(56%)で、次いで「栄養バランス」(54%)、「バリエーション」(47%)、「見栄えよく作る」(31%)、「量(すき間を埋める)」(27%)だった。
お弁当作りの工夫やコツについて自由回答で聞いたところ、「常備菜などを作っておくと便利で、お弁当が埋まらないときにも助かります」(40代関東在住既婚女性)、「ハンバーグや唐揚げは、必ず多めに作り、小分け冷凍しておべんとう用にする」(30代東北在住既婚女性)など、作り置きや下ごしらえをするという声が多かった。
お弁当作りに関して困ったことについては、「冷めても美味しく食べられるレシピのレパートリーが少ない」(30代東海在住未婚女性)、「野菜メニューが難しい。おひたしやきんぴら、ニンジンくらいしか思いつかない」(40代関東在住未婚女性)といったコメントが寄せられた。