リビングくらしHOW研究所はこのほど、「おとなのおやつ習慣」についての調査結果を発表した。同調査は3月8日~12日、女性1,595人を対象にインターネットで実施したもの。
どのくらい間食をするか尋ねたところ、55.6%が「ほぼ毎日」と回答した。14.3%は「毎日2回以上」と回答しており、合わせると約7割の女性が1日1回以上間食していることがわかった。
自分用のおやつを常備しているか聞くと、31.1%が「3~5種常備している」と回答した。29.9%は「1~2種類常備している」と答えている。6種類以上常備している人も約10%おり、合わせると7割が自分用のおやつをストックしていることが明らかになった。年代別に見ると、特に50・60代以上の女性がストックしている割合が高かった。
また、職場に間食を常備しているか尋ねると、35.8%が「1~2種類常備している」、15.6%が「3~5種類常備している」と答えた。6種類以上常備している人と合わせると、半数以上は、職場にも自分のおやつを常備していることがわかった。
「あなたにとって間食とは? 」という問いに対し、65.8%が「よいこと」「まあよいこと」と回答した。しかし、間食をする女性に、間食することに罪悪感があるか尋ねると、61.3%が「ややある」「ある」と答えている。
間食のメリットについて尋ねると、「ストレス解消」「リフレッシュ・気分転換」など心の充足を挙げる声が多かった。一方、デメリットとして多く挙がったのは、「肥満」「食べ過ぎ」「カロリー」などの健康に関する項目だった。
「間食に罪悪感がある」と答えた女性に、カロリー減、栄養バランスに配慮などの機能を付加した"健康おやつ"を、自分のおやつに取り入れたいか尋ねると、76.7%が「取り入れたいと思う」「まあ取り入れたいと思う」と答えた。
食物繊維やたんぱく質が摂取できる良質なおやつをこまめに食べることで、極端な空腹やドカ食いを避ける健康的な間食習慣「ヘルシースナッキング」について知っているか尋ねたところ、その内容まで理解している人は6.6%と少数だった。しかし、共感度や実践してみたい度は6割以上と高くなっている。