4月16日スタートのTBS系日曜劇場『小さな巨人』(毎週日曜21:00~)の第1話先行試写会&制作発表が10日、都内で行われ、主演の長谷川博己をはじめ、岡田将生、芳根京子、安田顕、春風亭昇太、香川照之が出席。長谷川、安田らが、芳根の演技について「グッときた」「この人すごい」と絶賛した。

左から芳根京子、安田顕、長谷川博己、岡田将生、春風亭昇太、香川照之

このドラマは、これまでの謎解きを重視した本来の警察ドラマとは一線を画した、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く警察エンターテインメント。 日曜劇場初主演の長谷川が、捜査一課の刑事として捜査一課長を目指していたが、出世街道から外れた所轄へ左遷される主人公・香坂真一郎を演じる。

芳根が演じるのは、警察犬のブリーダーに憧れて警視庁に入庁したが、志望とは異なる警務部の人事課に配属された新任職員・三島祐里。「豪華なキャストのみなさんとご一緒にドラマを作らせてもらえることが本当にうれしくもあり、とても今も緊張しています」と心境を語り、「これからどんどんみなさんと関わってくるシーンが増えてくると聞いているので、応援していただけたらうれしいなと思います」と呼びかけた。

また、好きなセリフとして「それは誰にとっての正義なんですか?」という祐里のセリフを挙げ、「新人の祐里だからこそ言えるセリフなのかなと思って」と説明。「祐里が一番、視聴者に近い存在なのかなと思っているので、女性でも見やすいようになれるように私も頑張っていきたい」と意気込みを語った。

そんな芳根の演技を共演者が絶賛。長谷川は「これだけの豪華なキャスト…それぞれに見せ場がたくさんあり、主役としてそれぞれの方たちとからめるというこんな幸せなことはなく、そこは見どころとなっている」と語った上で、「芳根さんもすごくピュアな素晴らしさがあって、さっきのワンシーンだけでグッときました」と称賛した。

安田顕も「僕も芳根さんのシーンはすごい好き」と話し、「お芝居より前にバラエティで会って、この子は不思議ちゃんだろうなと見ていたんですけど、この人はすごい」とイメージが変わった様子。「あの怪物、香川照之さんがあのシーンだけ芳根さんに寄り添った演技をしている。ほかはみんな引っ張られているのに」と熱弁すると、香川も「ご指摘された通り。紅一点の芳根さんとのシーンは非常に新鮮」と語った。

先行試写会&制作発表には、岡田将生、春風亭昇太も出席した。