お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明と矢作兼が、11日に放送されるTBS系バラエティ特番『ぶっこみジャパニーズ8』(19:00~22:54)でMCを務める。
2013年に始まり、8回目となる『ぶっこみジャパニーズ』は、和のカリスマが海外の"ニセジャパン"を成敗する番組。海外で日本文化"クールジャパン"が流行っている中、そのブームにのっかったニセモノも急増中。番組では、そんな"ニセジャパン"に日本が誇るカリスマたちが正体を隠して潜入調査し、正しい日本文化を伝授する。今回は、ロシアの個性的な寿司店、ノルウェーのデタラメな女形ショー、モロッコのとんでもない剣道道場に"ぶっこみ"を仕掛ける。
ロシア南西部の都市・クルスクでは、アメリカのドナルド・トランプ大統領を彷彿とさせる豪快な寿司店のオーナー、オレグさんが登場。15年前に日本で初めて1貫100円の寿司を食べて「こんなものが100円で売れるのならボロ儲けだ!」と考え、寿司店をオープンしたオレグさんの自身作、揚げたての巻き寿司に刺身をのせた"刺身ホットロール"や、寿司をオーブンで焼く"カワサキ"など、前代未聞の寿司が続々。"世界に寿司を広める伝道師"と称される風戸正義が成敗に挑む。
そのほか、ノルウェーのデタラメな女形パフォーマーに、30年のキャリアを誇る女形役者・河合雪之丞が弟子入り。果たしてダメすぎる修行に耐えられるのか? ラストには意外な展開が待ち受ける。また、モロッコでは、剣道歴自称20年で来日経験のない道場主が開いたダメ道場に、剣道7段、その道50年の達人が弟子入り。日本vsモロッコ、国境を越えた互いの剣道愛が激突する。
小木は「今回は特に強烈なキャラクターが満載で純粋に笑えるし、涙が出ちゃうくらい感動しました。僕もこの番組で日本の伝統芸能の心を知ることが多いので、外国の方々と一緒に感動できますし勉強にもなります」とコメント。「第8弾となる今回で、より良い番組だなぁと気付かされました。外国の人を通して日本人へ向けてメッセージを発信することが裏テーマではないか?と、思うほど深い番組です」とあらためて番組の良さを感じたという。
矢作も「今回は、全体的にスケールアップしている感がありました。今回も外国の方々に様々な"ぶっこみ"を仕掛けましたが、リアクションが最高に面白く、やりがいがありました」と満喫。特に寿司編に登場するオレグさんに衝撃を受けたようで、「"ロシアのトランプ"のオレグさんなんて、まさにオーディションで厳選するレベルの逸材。単純に笑えるんですけど、最後は涙を堪えるのに必死になるくらい感動しました」と話し、「心から笑えて泣ける、まさに"寅さん"のような番組です」と語った。
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