キヤノンは4月6日、光学40倍ズームのコンパクトデジタルカメラ「PowerShot SX730 HS」を発表した。5月下旬の発売を予定しており、価格はオープン。キヤノンオンラインショップでは48,500円で販売される (価格はいずれも税別)。
PowerShot SX730 HSは、2016年3月に発売されたPowerShot SX720 HSの後継にあたる機種。35mm換算で24mm~960mm相当の焦点距離、画像処理エンジンにDIGIC 6、有効約2,030万画素・1/2.3型のCMOSセンサーといった基本仕様はそのままに、上方向180°回転するチルト液晶やBluetoothを追加して機能拡充を図っている。
液晶モニターが上方向に180°回転することで、自分撮りにも活用しやすくなっている。撮影機能として、「自分撮りモード」や「美肌モード」、「背景ぼかし」も加わった。液晶モニターは下方向にも90°チルトするので、ローアングル撮影も行いやすい。
Bluetooth Low Energy技術により、スマートフォンと低電力で常時接続し、手軽にWi-Fi接続に切り換えることが可能。また、Bluetooth接続によるリモコン撮影機能も利用できる。本体色は、ブラック×ダークグレー、ホワイト×シルバーの2種類を用意する。主な仕様は以下の通り。
- 撮像素子 : 有効約2,030万画素・1/2.3型CMOSセンサー
- ズーム倍率 : 光学40倍 (35mm換算で24mm~960mm相当)
- 絞り開放値 : F3.3~F6.9
- 対応感度 : ISO80~3200
- シャッタースピード : 15~1/3200 秒
- 動画撮影 : フルHD 59.94fps
- 液晶モニター : 3.0型・約92万画素、上180° 下90°可動
- サイズ : W110.1×H63.8×D39.9mm
- 重さ : 約300g