箱根登山鉄道は29日、新型車両3100形と入生田基地の完成記念イベントを開催する。新型車両3100形は、箱根登山電車「アレグラ号」を2両固定編成にした車両。連結部分の運転台を撤去し、連結間の窓を大型化したことで、箱根の雄大な自然や急カーブの走行シーンが間近で楽しめるという。3000形と連結して3両編成とすることもできる。

箱根登山鉄道の新型車両3100形イメージ

完成記念イベント当日は、新型車両3100形の実物を展示して概要説明を行うほか、質問も受け付ける。新たに完成した入生田基地内も見学でき、屋根上点検台から列車の屋根上を見ることもできる。2月12日に引退した110号の撮影会や、箱根登山鉄道オリジナルグッズの販売会も行う。

イベントへの参加は事前申込制で、午前の部・午後の部それぞれ100名、計200名を募集する。参加希望者は郵便はがきに必要事項を記入し、4月14日までに応募する(必着)。応募者多数の場合は抽選となり、当選者にはがきで通知される。